全英帰りの河本結が男子ツアーを観戦「もっと魅力が広まって欲しい」

2024年9月1日(日)15時51分 ALBA Net

河本結が男子ツアーを観戦。その魅力について話した(写真は3日目)(撮影:鈴木祥)

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<フジサンケイクラシック 最終日◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

8月の国内女子ツアー「NEC軽井沢72」で5年ぶりのツアー2勝目を挙げ、海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)にも出場した河本結。帰国後、今大会に出場した弟・力を応援するため、31日と1日に会場へ訪れた。


第1ラウンドを7アンダーで単独首位発進を決めた力だが、姉の声援を受けた第2ラウンドは、悪天候で中断直前の後半14番までで2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーと振るわず、首位と6打差に後退した。

順延が決まり、その夜は家族で食事。その際、「スコアを崩してしまって、その内容だったり、練習の仕方だったり、アドバイスをもらった。今朝やってみたら良かったので、いいアドバイスをもらったと思う」と頼りになる姉から助言を受けた。この日の再開後は15番でバーディ奪取。18番でスコアを落としたが、トータル3アンダーで2試合連続のトップ10入り(10位T)となった。

男子プロのラウンドを観戦した姉・結に話を聞いた。「男子ゴルフの“すごさ”を目の当たりにしたっていう感じですね。女子プロにはないゴルフの奥深さを感じましたし、 もっともっと男子ゴルフの魅力が広まってほしいなって思います」。普段から男子ツアーをテレビで観戦しているだけに、現地で見た男子プロのプレーに感銘を受けた様子だった。

2日間ラウンドについて最も驚かされたのは、力と同組だった稲森佑貴のプレー。飛距離こそないものの、ティショットの安定感は抜群で“日本一曲がらない男”の異名をとる。「このコースは、距離も長くて、ラフも長い。稲森さんは、セカンドショットを3番ウッドで打つ場面もあったけど、パーを拾ってくるその技術に圧倒されました。選手、選手それぞれに戦い方があるので、そこに注目が集まれば、もっと人気が出るんじゃないかな」と話した。

自身は次週国内女子ツアーのメジャー大会「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」(5日開幕、沖縄県・かねひで喜瀬CC)に出場する。「すごくセッティングは難しいと思いますけど、いいイメージをすごくもらったので、それを生かせられるように頑張りたい」。メジャー初制覇へ意気込んだ。(文・神吉孝昌)


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