東京V、永井秀樹監督が成績不振を理由に辞任発表「全ては自分の力不足」

2021年9月1日(水)21時46分 サッカーキング

東京Vの永井秀樹監督が辞任 [写真]=宮地輝

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 東京ヴェルディは9月1日、同日付で永井秀樹監督の辞任が決定したとクラブ公式サイトで発表した。後任決定までの間、堀孝史コーチが暫定監督として指揮をとることになる。

 現在50歳の永井前監督は、現役時代に東京Vなどでプレー。引退後の2017年から東京Vのユース監督を務め、2019年7月にギャリー・ホワイト元監督の後任としてトップチームの監督に就任した。

 途中就任の1年目は明治安田生命J2リーグで13位、2年目の2020シーズンはJ2リーグで12位フィニッシュ。今季は第27節終了時点でJ1昇格圏内と勝ち点差「19」の11位となっていた。

 永井前監督は発表に際してクラブ公式サイトを通じてコメントし、「2021シーズン、J1昇格を目標にスタート致しましたが現時点におきまして皆様の期待に応えるべく成績を残せていないことに強く責任を感じておりまして、本日をもって辞任させて頂くことになりました。全ては自分の力不足であります」と、成績不振を辞任の理由に挙げた。

 東京Vの中村考昭代表取締役は、「永井監督には選手としても、ユースチームも含め指導者としても、全身全霊をもって東京ヴェルディの成長と発展のために尽くし続けてこられたことに心より深く感謝申し上げます」とコメント。また、一部で報道されていた永井前監督のパワーハラスメント疑惑にも言及している。

「なお、8月30日クラブ発表にもあるコンプライアンス委員会の調査等につきましては、永井氏に対し辞任以降も同委員会の調査活動には積極的にご協力頂けるよう要請し、永井氏からも全面的なご協力及び真摯なご対応を頂ける旨、受け賜わっております。ファン・サポーターの皆様、ボランティアスタッフの皆様、ご支援頂いておりますスポンサーの皆様、ホームタウンの皆様等、東京ヴェルディに関わる全ての皆様のご期待に沿えるよう、引き続きクラブ一同取り組んで参りたいと存じます」

サッカーキング

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