横浜FMが2連敗で首位陥落…名古屋は『豊スタ』無敗神話継続も神戸との差は『6』に/J1第26節

2023年9月3日(日)21時52分 サッカーキング

上位陣の明暗が分かれた第26節 [写真]=J.LEAGU via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第26節が2日と3日に行われた。

 前節終了時点で勝ち点50に到達した首位の横浜F・マリノスは、柏レイソルの本拠地『三協フロンティア柏スタジアム』に乗り込んだ。前半は、“強力3トップ”のFWエウベルやFWアンデルソン・ロペスから得点の匂いが漂った反面、ディフェンスラインの背後のスペースを狙われた場面もあったが、スコアレスで折り返した。しかし後半に入り、柏レイソルのMF山田雄士に先制点を許すことに。その後も柏レイソルの術中を攻略できずにいると、83分に献上したPKからMFマテウス・サヴィオに決められて万事休す。試合はこのまま0−2で終了し、横浜F・マリノスはリーグ戦2連敗。一方で、柏レイソルはリーグ戦5試合無敗と残留に向けて勝ち点を積み上げている。

 クラブ史上初となるリーグ優勝を目指す2位のヴィッセル神戸は、『ノエビアスタジアム神戸』で京都サンガF.C.と激突した。リーグ戦2試合未勝利と足踏み状態のなかで、同試合でも6分に失点。それでも17分、先発に抜擢されたMF川﨑修平が同点弾を挙げると、52分には左サイドを突破したFWジェアン・パトリッキが逆転ゴールを決める。その後は追加点こそ生まれなかったが、盤石な試合運びで逆転勝利。この結果、横浜F・マリノスを抜いて首位に返り咲いた。

 公式戦3連敗中で直近2試合では選手とサポーターが衝突するなど、苦境に陥っている3位の名古屋グランパス。今節はリーグ戦における無敗神話が続く本拠地『豊田スタジアム』に4試合ぶりに戻り、横浜FCを迎えた。ファミリーの後押しを受けた“ロッソジャッロ”は22分に先制点を挙げる。左サイドに流れたMF森島司のボールキープからFW永井謙佑、MF稲垣祥と繋がり、最後は逆サイドを駆け上がってきたMF和泉竜司がシュート性のクロスを供給。このボールは相手DFにクリアされたものの、こぼれ球を稲垣祥が押し込んだ。試合はこのまま進み、80分台に突入する。しかし86分、連戦の疲れからか、完全に足が止まってしまい失点。その後は再リードを目指してFW中島大嘉やMF前田直輝が攻撃を牽引するも、無情にも1−1でタイムアップ。連敗は断ち切ったが、“星”を目指す上では手痛い勝ち点1となった。

 その他、北海道コンサドーレ札幌がMFスパチョークの2ゴールを含む大量4得点でガンバ大阪を撃破し、リーグ戦10試合ぶりとなる白星に。最下位の湘南ベルマーレは、1点リードで迎えた後半アディショナルタイムに痛恨の失点。目前で勝ち点3が滑り落ち、残留圏との勝ち点差は『4』にまで開いた。

■第26節
▼9月2日(土)
北海道コンサドーレ札幌 4−0 ガンバ大阪
アルビレックス新潟 1−1 浦和レッズ
名古屋グランパス 1−1 横浜FC
セレッソ大阪 3−0 川崎フロンターレ
柏レイソル 2−0 横浜F・マリノス
サガン鳥栖 2−0 サンフレッチェ広島
湘南ベルマーレ 2−2 鹿島アントラーズ

▼9月3日(日)
FC東京 1−2 アビスパ福岡
ヴィッセル神戸 2−1 京都サンガF.C.

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(52/+25)
2位 横浜FM(50/+17)
3位 名古屋(46/+9)
4位 C大阪(45/+12)
5位 浦和(46/+11)
6位 鹿島(43/+13) 
7位 広島(41/+6)
8位 福岡(38/−4)
9位 川崎F(33/−2)
10位 FC東京(33/−4)
11位 G大阪(33/−11)
12位 札幌(32/−1)
13位 鳥栖(31/+1)
14位 京都(29/−6)
15位 新潟(29/−9)
16位 柏(23/−12)
17位 横浜FC(22/−24)
18位 湘南(18/−19)

■第27節の対戦カード
▼9月15日(金)
川崎フロンターレ vs FC東京
横浜F・マリノス vs サガン鳥栖
浦和レッズ vs 京都サンガF.C.

▼9月16日(土)
鹿島アントラーズ vs セレッソ大阪
アビスパ福岡 vs 名古屋グランパス
北海道コンサドーレ札幌 vs 湘南ベルマーレ
サンフレッチェ広島 vs ヴィッセル神戸

▼9月17日(日)
横浜FC vs 柏レイソル
ガンバ大阪 vs アルビレックス新潟

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