30回記念の2018年F1日本GPにデイモン・ヒルとフェラーリ248F1が登場

2018年9月4日(火)17時12分 AUTOSPORT web

 10月4〜8日に鈴鹿サーキットで開催される2018年シーズンのF1第17戦『2018 FIA F1世界選手権シリーズ第17戦 Honda日本グランプリレース鈴鹿30回記念大会』に1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルの来場が決定。さらにフェラーリの2006年マシン、フェラーリ248F1のデモランも行われる。


 1987年に初開催された鈴鹿F1日本GPは、2018年で30回大会の節目を迎える。また、この記念すべき大会の冠スポンサーには2018年はトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダが就任している。


 そんな2018年のF1日本GPには、過去30回の大会でインパクトを残したマシンやゲストが集結する予定となっており、今回、ヒルの来場とフェラーリ248F1のデモランが決定した。


 ヒルは1996年のF1にウイリアムズから参戦。その年のF1日本グランプリで優勝を飾って、悲願のシリーズチャンピオンに輝いた。現在は解説者としてF1に携わり続けている。


 デモランが決定したフェラーリ248F1は2006年シーズンを戦ったマシン。同年の鈴鹿F1日本GPでは、予選Q2でミハエル・シューマッハーがこのマシンを操ると、2017年に塗り替えられるまで10年以上に渡り破られなかったレコードタイム、1分28秒954を記録した1台だ。

F1日本グランプリでは2006年のフェラーリマシン、フェラーリ248F1のデモランも行われる


 また決勝レースではトップ走行中にシューマッハーがエンジンブローからリタイア。ライバルだったフェルナンド・アロンソのチャンピオン獲得を決定づけるなど、記録と記憶の両面でインパクトを残したマシンでもある。


 2018年のF1日本GPでは、このフェラーリ248F1を始めとする往年のマシンがデモンストレーションラン“Legend F1 30th Anniversary Lap”を行うほか、中嶋悟や鈴木亜久里、ミカ・ハッキネン、フェリペ・マッサといったドライバーたちも登場し、記念大会を彩る。


 各イベントの詳細は鈴鹿サーキットの公式ホームページまで。


■Legend F1 30th Anniversary Lap 走行時間


10月5日(金) 16:00〜16:30
練習走行


10月6日(土) 16:30〜17:15
スペシャルステージデモンストレーション:イン・アウトラップを含め、フルコースを3周
※タイムを競うのではなく、1台ずつマシンが走行し、お客様にじっくりとマシンを観ていただく企画です。


10月7日(日) 10:25〜10:45 デモンストレーションラップ
※デイモン・ヒル氏、片山右京氏は、本イベントへの参加はございません。


【参考】発表済の鈴鹿F1日本グランプリ参加マシン・ゲスト


Ferrari F187(1987)
Lotus 100T(1988)
Beneton B189(1989)
Lola LC90(1990)
Tyrrell 019(1990)
McLaren MP4/6(1991)
Ferrari 412T2(1995)
McLaren MP4-13(1998)
Ferrari F2005(2005)
Ferrari F10(2010)


中嶋悟氏(1987年〜1991年)
鈴木亜久里氏(1988年〜1995年)
ジャン・アレジ氏(1989年〜2001年)
ミカ・ハッキネン氏(1991年〜2001年、1998年・1999年チャンピオン)
片山右京氏(1992年〜1997年)
フェリペ・マッサ氏(2002年、2004年〜2017年 最高ランキング2位)
佐藤琢磨選手(2002年〜2008年 2017年INDY500王者)
中嶋一貴選手(2007年〜2009年)


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