【J1リーグ2023】第26節ベストイレブン

2023年9月4日(月)17時30分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

9月2日〜3日にかけて行われた、2023明治安田生命J1リーグの第26節。上位勢では横浜F・マリノスが2連敗を喫する中、追うヴィッセル神戸が逆転勝利を収め首位交代となるなど、優勝争いにも影響を与えそうな1節となった。


ここでは、そんなJ1第26節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。




柏レイソル GK松本健太 写真:Getty Images

GK:松本健太(柏レイソル)


3連続引き分けと負けなしも、勝ち点3が遠い柏レイソルは第26節で王者横浜F・マリノスと対戦。2-0の快勝で4試合ぶりとなる勝利を収めた。前半では危険な場面も作られた今節。強烈なブレ球のミドルシュートや直接フリーキックに対し、GK松本健太は好セーブを連発。安定した働きで見事無失点と久々の勝利の立役者となった。




北海道コンサドーレ札幌 DF田中駿汰 写真:Getty Images

DF:田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)


9戦勝ちなしに苦しむ北海道コンサドーレ札幌は、第26節でガンバ大阪と対戦。4-0の快勝で6月3日の柏レイソル戦以来となる勝利を挙げた。そんな久々の勝利で躍動していたのがDF田中駿汰だ。再三にわたり鋭い読みと的確なポジショニングで決定機を作らせず、攻撃でも4点目のアシストをマーク。”らしさ”を存分に発揮したゲームとなった。




DF山﨑大地(順天堂大学在籍時)写真:Getty Images

DF:山﨑大地(サンフレッチェ広島)


サンフレッチェ広島にとって、3戦負けなしと再び上昇気流に乗る兆しがある中で迎えた第26節。久々の先発出場を果たしたDF山﨑大地は、身体を張った守備で起用に応えた。推進力のあるサガン鳥栖のMF岩崎悠人の縦突破を阻む場面や、クロスに身体を投げ出すなど献身的なプレーを随所に披露。途中交代となったが、2-0の無失点勝利に大きく貢献した。




セレッソ大阪 DF毎熊晟矢 写真:Getty Images

DF:毎熊晟矢(セレッソ大阪)


日本代表として欧州遠征メンバーに初選出されたセレッソ大阪のDF毎熊晟矢。第26節では代表選手に相応しいプレーを数多く見せていた。同サイドのMFジョルディ・クルークスとの連携はもちろん、中央と華麗なパスワークで崩しに参加するなど、プレーのスピードと精度を見せつけて勝利に貢献。チームとしても個人としても、より勢いに乗れる結果を残した(対川崎フロンターレ3-0)。




サンフレッチェ広島 MF満田誠 写真:Getty Images

MF:満田誠(サンフレッチェ広島)


復帰後、負傷で離脱していたとは思えないキレを見せ続けているサンフレッチェ広島MF満田誠。第26節でも圧倒的な能力の高さを見せていた(対サガン鳥栖2-0)。中盤低い位置で起用されると序盤から相手の急所を突くパスでチャンスメイクを図り、先制点の場面も絶妙な浮き球パスで起点となった。残念ながらゴールシーンは際どいオフサイドで幻となってしまったが、チームの4戦負けなしに大きく貢献する働きを示した。




セレッソ大阪 MFジョルディ・クルークス 写真:Getty Images

MF:ジョルディ・クルークス(セレッソ大阪)


川崎フロンターレをホームに迎えた第26節のセレッソ大阪。3-0の快勝を収め連勝を3に伸ばした。前半は0-0でゲームが動かない展開の中、均衡を破ったのはMFジョルディ・クルークスのクロスだった。ピンポイントのクロスからオウンゴールを誘発して先制点を奪うと、2点目のPKもクルークスのクロスから獲得。ゴール、アシストこそ付かなかったが、見事2ゴールに直結する働きで勝利の立役者となった。




柏レイソル MFマテウス・サヴィオ 写真:Getty Images

MF:マテウス・サヴィオ(柏レイソル)


今季ここまで、攻撃を牽引する存在として躍動している柏レイソルのMFマテウス・サヴィオは、第26節でも違いを見せた。序盤からサイドでテクニックを見せつけて突破を図り、FW細谷真大との連携でゴールへ迫るシーンも作った。後半にはPKを豪快に沈めて追加点も決め、終盤まで追い回すプレスで守備でも貢献。八面六臂の活躍で、チームに4試合ぶりの勝利をもたらした(対横浜F・マリノス2-0)。


MFマルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス所属時)写真:Getty Images

MF:マルコス・ジュニオール(サンフレッチェ広島)


今夏、横浜F・マリノスからサンフレッチェ広島へ加入し、早くもフィットしているMFマルコス・ジュニオール。前節では得点を生み出せなかったが、第26節ではアシストでゴールに絡み勝利に貢献している(対サガン鳥栖2-0)。序盤、MF満田誠からの完璧な浮き球パスを冷静に頭でつなぎ先制点をアシスト。前線で素早い攻守の切り替えにより、相手の攻撃機会を摘むなど攻守に渡って存在感を示した。




北海道コンサドーレ札幌 MFスパチョーク 写真:Getty Images

MF:スパチョーク(北海道コンサドーレ札幌)


前節もゴール挙げる活躍を見せた北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFスパチョーク。第26節でも圧巻の存在感を見せていた。先制点を「ここしかない」というコースへのシュートで奪うと、キーパーの弾いたボールを見逃さずに2点目も挙げた。前線の鋭いプレスからのチャンスメイクもあり、攻守両面で躍動した(対ガンバ大阪4-0)。




アビスパ福岡 FW佐藤凌我 写真:Getty Images

FW:佐藤凌我(アビスパ福岡)


2連敗中のアビスパ福岡は順位の近いFC東京と対戦。再び上位を狙うため是が非でも勝ちたい今第26節、FW佐藤凌我が先制点を挙げる活躍を果たした(2-1)。前半開始早々に敵陣深くまで攻め込むと、MF前寛之がファーサイドへ送った浮き球に飛び込んで先制点をマーク。前線でのボールの収まりも良く、見事役割を全うして勝利に貢献した。




ヴィッセル神戸 FWジェアン・パトリッキ 写真:Getty Images

FW:ジェアン・パトリッキ(ヴィッセル神戸)


横浜F・マリノスと首位争いを演じるヴィッセル神戸は、第26節ホームに京都サンガを迎えた。前半早々に先制を許す展開となったが、FWジェアン・パトリッキのゴールで逆転勝利を収めている(2-1)。パトリッキは後半から投入されるといきなりゴールを掠めるシュートを放ち、先制点の場面ではスピードで背後を取り一気にゴール。持ち味を存分に活かしたボール捌きで、チームを首位へと導く勝利を呼び込んだ。

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