3年前はオマーンを率いて日本撃破…中国代表イヴァンコヴィッチ監督「勇敢に戦うことが重要」

2024年9月4日(水)22時53分 サッカーキング

中国代表の(左)イヴァンコヴィッチ監督と(右)ウー・レイ

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 中国代表のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督とFWウー・レイがFIFAワールドカップ26アジア最終予選・日本代表戦の前日会見に出席し、試合に向けた意気込みを口にした。

 北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26の出場権をかけた熾烈なアジア最終予選がいよいよ幕を開ける。8大会連続8度目の本大会出場を目指す日本代表は2次予選を6戦全勝で首位通過。最終予選ではオーストラリア代表、サウジアラビア代表らと同居するグループCに組み分けられ、5日に控える初戦では『埼玉スタジアム2002』にて中国代表と対戦する。

 中国代表を率いるのはクロアチア出身のイヴァンコヴィッチ監督。かつてイラン代表やディナモ・ザグレブを率いた70歳は、2020年1月にオマーン代表の指揮官に就任し、同年9月のアジア最終予選では敵地で日本代表を1−0で下した。また、クロアチア代表のアシスタントコーチを務めていたFIFAワールドカップフランス1998、イラン代表の監督を務めていた2005年のアジア最終予選でも日本を破っている。

 日本との対戦経験豊富な指揮官は「日本は強い相手なのでしっかり準備をし、明日は良い結果を残したい」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。

「日本はアジアのトップチームの一つだけでなく、世界でもトップのチームでだと思っている。カタールW杯でも良い結果を残した。日本の多くの才能ある選手がアーセナルやリヴァプール、ブライトン、モナコなど多くのトップクラブでプレーしている。日本は強いチーム。明日のピッチでのパフォーマンスもいいだろう。私たちにとってはチャレンジになるが、しっかりと戦いたい」

「日本も1998年以降大きく成長している。特にジーコ監督時代からとても伸びていると感じている。我々にとって大事なのは選手が明日、ピッチでのトレーニングで培った理解や技術をしっかりと本番で実践すること。そして勇敢に戦うことも重要になる」

また、ウー・レイは「明日対戦できることを楽しみにしている。メンタルは非常にいい状態にある。日本は強いチームだが、我々もピッチでベストを尽くす。ここまでのトレーニングもとてもよくやってきたし、日本の映像もたくさん見てきた。日本のプレーも理解している。今回、多くの選手がこういった大事な試合で初めてプレーする。そういった選手にとって素晴らしい経験になる」と試合への意気込みを語った。

 注目の初戦は5日の19時35分キックオフ予定。試合の模様はテレビ朝日系列で生中継されるほか、DAZNでのライブ配信も予定されている。

サッカーキング

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