作本輝介「スタートは失敗したが、逃げ切れてよかった」/全日本ロード第6戦岡山 ST1000 決勝会見
2021年9月5日（日）17時26分 AUTOSPORT web
9月5日に岡山県の岡山国際サーキットで行われた2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 スーパーバイクレース in 岡山のST1000クラス決勝を終え、表彰台に登った作本輝介（Astemo Honda Dream SI Racing）、岡本裕生（BLUcRUニトロレーシング51YAMAHA）、渡辺一馬（Astemo Honda Dream SI Racing）が戦いを振り返った。
■作本輝介／Astemo Honda Dream SI Racing（決勝：優勝）
「最初から逃げられるだけ逃げる作戦でした。スタートは失敗しましたが、どうにか抜かれずに済みました。後半はタイヤの消耗が激しくなってペースが落ちてしまったので、その後は安全にゴールすることだけを目指しました。逃げ切れてよかったです」
「前戦はああいう形（他車とのアクシデントでリタイア）で終わったので、そうなることだけは嫌でした。リズムは悪くなかったし、レースまでにしっかりマシンを仕上げることができ、チームに感謝しています。最終戦は地元九州なので、連勝できるように頑張りたいです」
■岡本裕生／BLUcRUニトロレーシング51YAMAHA（決勝：2位）
「オープニングラップから作本選手のペースが明らかに速かったし、ウイークをとおしても頭ひとつ抜けていました。作本選手に付いていかなきゃって思いましたが、無理して転倒してはいけないと思い、自分のペースで走りました」
「後ろから抜かれないように走ろうという気持ちはなくて、とにかく集中して、できるだけ前との距離を詰めようとしました」
「今シーズンは1戦目からまともなレースができておらず不完全燃焼でした。運も実力のうちだし、いろいろと考えることはありました。前回は失格になってしまったので、2位は実質今回が初めてですが、うれしい気持ちよりも悔しい気持ちが大きいです」
「日々トレーニング漬けで過ごして臨みましたが、最終戦オートポリスではそれを速さにつなげられるようにしたいです」
■渡辺一馬／Astemo Honda Dream SI Racing（決勝：3位）
「スタートは元々得意で自信もありましたが、今日は失敗してしまいました。1コーナーで飲まれてシケインも混雑していて、トップグループとの距離ができてしまいました。4位まで上がり、2位争いの2台は見えていたけど、追いつけるほどのペースがなく、自分の力不足でした」
「前のペースがよかったから、早く前に出ないとという気持ちはありましたが、みんな勢いがよすぎでしたね。棚ぼたではありますが表彰台に乗ることができたので、悔しい展開ではありましたが最低限の仕事はできたと思います」
「最終戦は、タイトル争いを意識しないとは言えませんが、その中で最大限のいいレースがしたいです。自分の強さ、速さをオートポリスで表現できるように準備を整えたいです」
