南野拓実ら戦犯扱いで炎上。C大阪ホーム戦フォーエイト48来場告知が不評

　セレッソ大阪は4日、今月30日開催の明治安田生命J1リーグ第29節・湘南ベルマーレ戦で、男女7人組のYouTuber、SNSグループ『フォーエイト48』が来場すると公式発表。同グループのリーダー「こたつ」がカタールW杯クロアチア戦後、MF南野拓実らPK失敗の日本代表選手に苦言を呈していただけに、メンバー来場に対する反対意見が沸き起こっている。

　昨年開催のカタールW杯では、森保ジャパンの躍進が話題に。強豪国ドイツ代表やスペイン代表を下すと、決勝トーナメント1回戦ではクロアチア代表相手に善戦。ただPK戦では南野とMF三笘薫が立て続けに失敗。3人目のFW浅野拓磨こそ決めたが、4人目のDF吉田麻也が失敗し、1-3で敗北。ベスト16で大会を後にしていた。

　こたつさんはクロアチア戦終了直後に「正直、浅野選手以外PKに覇気が感じれなかった。 素晴らしい試合をしてくれたけど、最後はどうせやったら思いっきり蹴って負けてほしかった」と、浅野以外のPKキッカーに苦言。その上で「本当にお疲れ様でした。日本の誇りです」と、森保ジャパンの激闘を労ったが、SNS上で「頑張った日本代表に対してこの発言は酷い」などと批判が相次いでいた。

　PKを外した選手のひとりである南野は、C大阪から海外挑戦を果たしたスター選手。今もなおC大阪サポーターの間で絶大な人気を誇っているだけに、今回の来場企画に対しては、X（旧ツイッター上）で「日本代表バカにした人が来るのか」「選手へのリスペクトのない人たちを呼んでほしくない」「多くのサポーターは南野の件を忘れていない」などと、怒りの声が噴出。一部のSNSユーザーは、クラブに対して来場決定に至った経緯の説明を求めている。

　C大阪の公式サイトによると、フォーエイト48のJリーグ公式戦来場は湘南戦が初めてとのこと。試合前にヨドコウ桜スタジアムの場外でトークショーを行うほか、ピッチでのハーフタイムショー実施も予定しているという。