日本代表初招集の毎熊晟矢、先輩・香川真司の助言を胸に「特長をどんどん出して」

2023年9月5日(火)14時32分 サッカーキング

日本代表練習初日の毎熊晟矢

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 日本代表は4日、国際親善試合のドイツ代表戦(9日、ヴォルフスブルク/ドイツ)、キリンチャレンジカップ2023のトルコ代表戦(12日、ヘンク/ベルギー)に向け、練習をスタート。初日から26名全員が集合し、週末の試合を受けて、軽めの調整を行った。

 今回唯一のA代表初招集となったセレッソ大阪所属の毎熊晟矢は練習前の円陣で最初に挨拶したが、「自己紹介とあだ名を言いました(笑)『マイク』と呼ばれていますと」と笑顔でコメント。「今日着いたばかりで、あまり話せてない部分もありますが、サッカーの中で話せていければどんどんコミュニケーションも取れると思います」と、初日は上田綺世、大迫敬介と話す機会が多く見えたが、どん欲にチームに入っていきたいと話した。

 初のA代表招集がドイツの地となったが、クラブチームとしてタイ遠征を今年に行ったが、日本代表としての海外遠征は「大学3年時の夏の遠征(全日本大学選抜)」以来という毎熊。「体も疲れていないので、明日からまたリフレッシュしてできると思います」と続けた。

 右サイドバックを主戦場とする毎熊は特に攻撃面の強みを持つが、「守備の選手なので対人などで負けないところをもちろん見せたいですし、攻撃が自分のストロングポイント。他の選手と違う部分、違う特長が攻撃でもあるので、そういった部分をどんどん出していきたい」と意気込み、「日本代表のためにも、初めて入った選手が今いるメンバーを脅かすくらいのプレーをしないといけない。2試合しかない中でもライバルのポジションの選手が2人いるので、練習がこの2試合での出場時間の鍵になると思っています。一日一日を大切にして、試合に使ってもらえるアピールをするところからやっていきたいです」とコメントしている。

 改めて代表入りについては「小さい頃から夢で、目指してきた部分ではあった」と話した毎熊だが、「自分は小さい頃からトップの選手ではなかったですし、特別ではないと言い聞かせてやってきました。日頃からコツコツと積み上げることしか自分にはできないと思って学生時代からやってきたので、そこは学生から変わらず、プロに入っても一歩一歩という形でやってきました」と、日々の努力の結果、たどり着いた場所であると述懐している。

 特にチームメイトである香川真司からは日本代表についてアドバイスなどをもらっていたとのことで、「真司さんには『ずっと次を狙え』というようなことを言われていましたし、来る前にも『セレッソでやっているような感じでやれば、絶対に大丈夫だから』と言っていただきました。練習からどう特長を出そうかと自分の中で考えていたんですけど、ちょっと気持ちが楽になって、チームで練習から出している自分の良さ、攻撃の部分を出していきたい」と意気込んでいる。

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