ファン・デル・サール氏、若手の放出を悔やむ「あと数年残って欲しかった」

2017年9月7日(木)13時47分 サッカーキング

トッテナムへ移籍したダビンソン・サンチェス [写真]=Getty Images

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 アヤックスのマーケティングディレクターを務め、かつてマンチェスター・Uの守護神として君臨していた元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏が、トッテナムへ移籍したコロンビア代表DFダビンソン・サンチェスについてコメントしている。

 D・サンチェスは母国コロンビアのアトレティコ・ナシオナルでデビューし、昨夏に360万ポンド(約5億円)でアヤックスに加入。公式戦46試合出場6ゴール2アシストを記録し、ヨーロッパリーグ準優勝などに貢献していた。そして、今夏の移籍市場でトッテナム史上最高金額である4200万ポンド(約59億円)でプレミアリーグに初挑戦する。

 ファン・デル・サール氏は若手選手のステップアップに理解を示しつつも、アヤックスでの成長を期待していた。

 同氏は「できるだけ良いチームを維持したかったから、優秀な選手の放出を拒んでいたんだ。ここ数年エール・ディビジでの成績が芳しくないことはわかっている。本来なら3から5年ほど、私たちとともにプレーした方がよかったと思う。それが若い選手における正しいステップアップなんだよ」とコメント。

 続いて「サンチェスにとって、あと1年早かったように感じる。個人的には2、3年アヤックスに残って欲しかったんだよ。でも、巨額なオファーを拒否することは難しい。アヤックスのようなビッククラブでも同じなんだ」と若手選手の放出はやむなしと捉えているようだ。

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