「フットボールの歴史を変えてきた」…C・ロナウドがメッシとの“ライバル関係”を回想

2023年9月7日(木)20時25分 サッカーキング

欧州サッカー界を席巻してきた(左)メッシと(右)C・ロナウド [写真]=Getty Images

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 アル・ナスル所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今夏にインテル・マイアミへ加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及した。6日、大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』がコメントを伝えている。

 母国の名門スポルティングに始まり、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリード、ユヴェントスで得点を量産してきたC・ロナウドは、昨年12月にアル・ナスル加入を決断し、サウジアラビアへ活躍の場を移した。また、バルセロナで一時代を築き、パリ・サンジェルマン(PSG)でも存在感を放ったメッシも、今夏にヨーロッパサッカー界に別れを告げ、アメリカでキャリアの新章をスタートさせている。

 共にキャリア通算で800回以上ゴールネットを揺らし、2008年から2017年にかけてはバロンドールを2人で独占するなど、数々の伝説を残してきたC・ロナウドとメッシ。今もなおサッカー界を牽引し続けている2つの“巨星”は、奇しくも同じようなタイミングでヨーロッパの表舞台から去ることとなった。両選手ともに新天地でもゴールネットを揺らし続け、チームの主軸として活躍している。

 様々な舞台でメッシと鎬を削ってきたC・ロナウドは、2歳年下のアルゼンチン代表FWとの“ライバル関係”について「良かったと思っている。観客も喜んでいたしね」と前置きしつつ、「今はそのようなことは考えていない。ライバル関係は終わったんだ」とコメント。そのうえで、メッシの新天地での活躍についても触れつつ、次のように互いの関係性を語っている。

「C・ロナウドが好きな人がメッシを嫌う必要はないし、逆もまた然りだ。僕たちは互いに良い成績を収め、フットボールの歴史を変えてきた。世界中からリスペクトされているし、それが最も重要なことなんだ」

「ヨーロッパの外でプレーしようと、彼も僕も自分の道を歩んできた。僕から見れば、彼は上手くやっているし、僕も上手くやれているよ。伝説は生き続けているが、ライバル関係は見られない。僕たちは何度もステージを共にし、その期間は15年間にもなる。友人だと言っているわけではないし、彼と食事をしたこともないけれど、僕たちはプロフェッショナルの仲間だ。お互いに尊敬し合っているよ」

 アメリカとサウジアラビアというサッカー新興国に新天地を求めたC・ロナウドとメッシ。今後のさらなる活躍にも期待がかかる。

サッカーキング

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