スーパーGT:ホッケンハイムでのDTM最終戦に参戦する3チーム・5人のドライバーが発表に

2019年9月8日(日)11時6分 AUTOSPORT web

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は9月8日、スーパーGT第6戦が開催されているオートポリスで、10月4〜6日にホッケンハイムで開催されるDTMドイツ・ツーリングカー選手権第9戦にゲスト参戦する3台のGT500マシンの参戦チームと5人のドライバー、カーナンバーを発表した。


 長年車両規定統一に向けて交渉を進めてきたスーパーGT GT500クラスと、DTMドイツ・ツーリングカー選手権。2017年にホッケンハイムとツインリンクもてぎで、両者のマシンがそれぞれデモランを行ったが、いよいよ今季はDTM最終戦にGT500の3台が、そして11月には富士スピードウェイでDTM車両を交えた『スーパーGT×DTM特別交流戦』が開催される。


 10月のDTM最終戦に向けては、すでにニッサンGT-RニスモGT500、レクサスLC500という2台のGT500車両がドイツに向けて出発しており、ホンダNSX-GTも空輸で移動予定。そんな3台を走らせるチーム、ドライバーが8日発表された。


 まず、9月7日にジェンソン・バトンが自身のInstagramで“フライング発表”したとおり、ホンダはジェンソン・バトンの参戦が発表された。カーナンバーは、DTMで昨年王者のレネ・ラスト(アウディ)がカーナンバー1を使っていないことから、スーパーGT同様『1』を使用。走らせるのは、ふだんスーパーGTでRAYBRIG NSX-GTを走らせるTEAM KUNIMITSUだ。


 なおRAYBRIG NSX-GTのチームメイトである山本尚貴は、どうやら翌週にF1日本グランプリが開催されることから、参戦が見合わされたではないかと推測される。


 そして、ニッサンGT-RニスモGT500は、MOTUL AUTECH GT-Rを走らせるニスモ、そして松田次生/ロニー・クインタレッリのふたりが決定。カーナンバーはいつもの『23』がダニエル・ジュンカデラ(アストンマーティン)が使用していることから、R35からとられる『35』を使用する。


 そしてレクサスLC500は、LEXUS TEAM TOM’Sが参戦。どうやら36号車と37号車の混成スタッフになるようで、ふだんKeePer TOM’S LC500を駆る平川亮とニック・キャシディのふたりが参戦することになった。


 まさに“日本代表”とも言える3台のラインアップ。チャンピオン争いの渦中のDTMのなかで、DRSやプッシュ・トゥ・パスはGT500勢は使えないレースとはなるものの、3台がいったいどんな戦いを展開するのか、今から楽しみにしたいところだ。なお、坂東代表によれば11月の富士での交流戦に参戦するDTM車両については「6〜10台を予定」しているが、このレース明けに行われるDTM側とのテレビ会議で決定することになりそうだ。


DTM第9戦ホッケンハイム GT500参戦ラインアップ(予定)
・ホンダNSX-GT
カーナンバー:1
チーム:TEAM KUNIMITSU
ドライバー:ジェンソン・バトン

DTM第9戦ホッケンハイムに参戦することになったジェンソン・バトン


・レクサスLC500
カーナンバー:37
チーム:LEXUS TEAM KeePer TOM’S
ドライバー:平川亮/ニック・キャシディ

DTM第9戦ホッケンハイムにレクサスLC500で参戦することになった平川亮/ニック・キャシディ


・ニッサンGT-RニスモGT500
カーナンバー:35
チーム:NISMO
ドライバー:松田次生/ロニー・クインタレッリ

GT500クラス、ポールポジションを獲得した松田次生とロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)/2019スーパーGT第1戦岡山


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