小椋藍が今季3勝目、ランキングトップに浮上【順位結果】2024MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2 決勝レース

　ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されている2024年MotoGP第13戦サンマリノGP。9月8日に行われたMoto2クラス決勝レースを、小椋藍（MT Helmets – MSI）が制した。オランダGPに続き今シーズン3勝目を挙げた小椋はポイントリーダーに浮上している。

　2位にアロン・カネト（Fantic Racing）、3位にトニー・アルボリーノ（Elf Marc VDS Racing Team）が入った。佐々木歩夢（Yamaha VR46 Master Camp Team）は、16位でレースを終えている。

　Moto3に続いて行われたMoto2クラスの決勝レース。ポールポジションのアルボリーノがホールショットを決め、好スタートを見せた小椋が2番手、3番手にセレスティーノ・ビエッティ（Red Bull KTM Ajo）が続く。オープニングラップの最終コーナーではランキング3位のアロンソ・ロペス（Beta Tools SpeedUp）が転倒しリタイアとなった。

　2周目にはカネトがビエッティを抜き、表彰台圏内に入ると、4周目に小椋も攻略し2番手に浮上。トップのアルボリーノは0.5秒ほど前方で先頭を維持する。

　動きがあったのは10周目。1コーナーでカネットがアルボリーノに仕掛けトップを奪う。小椋も同周回にアルボリーノを攻略し2番手に返り咲く。小椋は徐々にカネットとの差を縮めながら周回を重ねていく。

　残り4周、小椋がトップに浮上。レースをリードするも、4番手のビエッティがトップ集団に追いつていく。しかし、ピエッティは、残り3周の15コーナーで転倒に喫してしまう。

　小椋が最終ラップまでカネトを退け、トップでチェッカーを受けオランダGP以来となる今季3勝目を挙げた。カネトは2位、アルボリーノは終盤、トップ2台に着いていけず3位となった。

　後方24番グリッドからスタートしたセルジオ・ガルシア（MT Helmets – MSI）は、脅威的な追い上げを見せるも12位でフィニッシュ。これで優勝した小椋が9ポイント差でチャンピオンシップリーダーに浮上している。

■2024年MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2 決勝レース（22周）

天候：曇り　路面：ドライ

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