ドイツ代表、リベンジ期す日本戦で“新布陣”を採用?…MFキミッヒを右SBで起用か

2023年9月8日(金)15時6分 サッカーキング

現在は中盤を主戦場としているキミッヒ [写真]=Getty Images

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 9日に日本代表との国際親善試合を控えるドイツ代表だが、この試合でMFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)が右サイドバック(SB)として起用される可能性が浮上しているようだ。7日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 EURO2024開催国のドイツ代表は同大会の予選を免除されており、今月のインターナショナルウィークでは2つの国際親善試合を戦うこととなっている。現地時間9日にはヴォルフスブルクの『フォルクスワーゲン・アレーナ』にて日本代表と対戦予定。昨年のFIFAワールドカップカタール2022・グループステージ第1節で逆転負けを喫した相手に、約1年越しのリベンジを目指す。

 現在ハンジ・フリック監督率いるドイツ代表は極度の不振に陥っており、カタールワールドカップ以降に行われた国際Aマッチ5試合でわずか1勝しか挙げられていない(1勝1分3敗)。今回の日本戦および12日のフランス戦の結果次第では指揮官解任の可能性もあると報じられるなど、国際親善試合と言えど負けは許されない状況となっている。

 “運命の2連戦”に臨むフリック監督だが、初戦となる日本戦でボランチを主戦場とするキミッヒを最終ラインに組み込む可能性があるようだ。“リベンジマッチ”に向けて調整を重ねるドイツ代表は、現地時間6日にU−20代表チームとのテストマッチを行い5−0で勝利した模様。報道によると、フリック監督はこの試合で4−3−3のシステムを採用し、ボランチにはイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ/イングランド)とエムレ・ジャン(ドルトムント)を並べ、キミッヒを右SBに起用したという。

 バイエルンで活躍する28歳のMFは、攻撃時に中盤の内側にポジショニングを移し、円滑なビルドアップをサポートしていたようだ。なお、キミッヒはバイエルン加入当初やドイツ代表デビュー当初、多くの試合で右SBとして起用されており、今回はかつての定位置へ“再コンバート”された形となっている。

 また、このテストマッチではGKにマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)が入り、ニクラス・ズーレ(ドルトムント)、アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)、ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)の3名がキミッヒと共にDFラインを形成。フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)が中盤の攻撃的な位置に入り、セルジュ・ニャブリ(バイエルン)、カイ・ハフェルツ(アーセナル/イングランド)、レロイ・サネ(バイエルン)が前線に並んだようだ。

 ドイツ代表と日本代表の一戦は日本時間の10日(日)午前3時45分にキックオフ予定。試合の模様はNHK・総合テレビで生中継される。

サッカーキング

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