「町田だけ批判される証拠」荒木駿太が栃木負傷選手放り投げ。イエローに異論

2023年9月9日(土)20時51分 FOOTBALL TRIBE

荒木駿太 写真:Getty Images

 FC町田ゼルビアは今月9日に行われた明治安田生命J2リーグ第34節で、栃木SC相手に0-1と敗れた。この試合では、町田所属FW荒木駿太の栃木所属DF福森健太に対する非紳士的行為が議論の対象になっている。


 問題視されているのは、0-1と町田ビハインドで迎えた後半44分のシーン。福森が自陣右サイドでパスをカットした直後、サイドライン際で足をつってピッチに倒れ込む。町田はスローインしたが、主審の笛が吹かれてプレーは中断する。すると荒木とFW沼田駿也が福森のそばに駆け寄る。そして荒木は両腕で福森の脇に回すと、福森をサイドラインの外に出そうと放り投げたのだ。


 この行為を目の前で見ていた主審は、荒木に対してイエローカードを提示。荒木ら町田の複数選手が主審に抗議する中、DAZN中継で解説担当の柴村直弥氏は「時間を稼ぐというよりは、足をつるのは仕方ないことなので。(町田サイドとしては、)サイドラインぎりぎり内側に入っていたので、『ラインの外に出れば、すぐにプレー再開できるでしょ』という気持ちがあったかもしれないですね」とコメントを残している。


 このシーンは10秒程度の動画により、X(旧ツイッター)上で拡散。「これは酷い」「早くプレー始めたいのは分かるけど…」「怪我してる選手を突き飛ばすのはダメ」「町田だけ批判される証拠なのでは?」と、町田所属選手の行動に対する厳しいコメントが殺到。「イエローではなく、レッドなのでは?」などと主審の判定に対する疑問の声も上がっている。


 町田は今年7月9日、国立競技場で東京ヴェルディと対戦した際、試合終盤の時間稼ぎともとれるプレーで注目を集めていた。それだけに柴村氏のコメントをもとに、「時間稼ぎ」の解釈を巡る町田のやり方が再び議論の対象となっている。

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