「ドイツ守備陣を混乱に陥れた」ブラジルメディアも日本代表の戦いぶりを絶賛!伊東、冨安に最高点「日本最高のDFである理由を示した」
2023年9月10日(日)18時16分 ココカラネクスト

攻守にハードワークして右サイドを制圧した伊東。2得点に絡んでチームを勝利に導いた(C)Getty Images
昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)での「サプライズ」に続き、日本代表が再びドイツ代表を沈めた。ヴォルフスブルクで現地時間9月9日(日本時間10日)に行われた親善試合で、4-1という結果に終わった日本の勝利は攻守両面で多くの選手のパフォーマンスが光っていた。
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W杯を経験した主力や、これからレギュラー定着を見据える若手と、個性豊かな選手たちが一つになり、ホームでのリベンジを狙ったドイツを一蹴した。チーム全体で勝利をつかんだ日本の戦いぶりは、ブラジルメディア『globo.com』でも報じられている。
同メディアは、「前回(W杯)での勝利は偶然ではなかった」とこの日の日本の勝利を伝えており、選手それぞれへの採点も行なっている。
今回の試合を通じて、「7.5」と最も高い点数となったのが伊東純也と冨安健洋の2人。先制点を決めるなど、2得点に絡んだ伊東には「時々、彼が代表チームのユニフォームを着たメッシに変身したように見えることがある。彼はドイツ守備陣を混乱に陥れ、先制ゴールを決め、2点目をアシストするという日本の勝利のハイライトとなった」と賛辞を並べている。
さらに、決定的なチャンスを防ぐなど攻守で貢献した冨安にも「ワールドカップ後、代表チームに初出場し、彼が日本最高のディフェンダーである理由を示した。タックル、カバーリング、デュエルで申し分なく、正確なキックで最初の2ゴールにも貢献した」と綴っている。
また、先制点、そして追加点に繋がるクロスを供給した、右サイドバックの菅原由勢はチーム3番目となる「7.0」と評価。同メディアは「最初の2ゴールは彼のクロスから生まれたため、彼の右サイドへのランは日本の勝利の基礎となった。そして彼は守備面でも好成績を残し、ニャブリをマークすることに何の問題もなかった」と称賛。加えて「AZアルクマールにとって幸運なのは、リッチなクラブがまだ彼を引き離していないことだ」と他クラブへの移籍の可能性にも言及している。
他にもう一人、「7.0」と評価されたのが試合終了間際、2本のラストパスで試合を決定付ける活躍をみせた久保建英だ。「残り15分でジュンヤ・イトウに代わって登場。彼はその数分間で非常に効率的にプレーし、日本の勝利を宣言する2つのアシストを決めた」として、短時間の出場にもかかわらず、プレー内容を絶賛した。
もちろん、上位4人以外でも、多くの選手が同メディアより高い評価が与えられている。この日の選手それぞれのパフォーマンスを見る限り、次戦のトルコ戦、さらに今後の代表での戦いの中でも、選手間における高いレベルでの競争が行われていくことは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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