神戸イニエスタ「バルセロナに復帰したいが…」40歳までの現役続行示唆も

2022年9月10日(土)7時30分 FOOTBALL TRIBE

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)がAFP通信の取材で、ヴィッセル神戸移籍の理由やバルセロナ復帰の可能性について語った。


 イニエスタは2018年5月にバルセロナを退団し、ヴィッセル神戸へ加入。2019シーズンの天皇杯優勝に貢献すると、今季もキャプテンとしてチームをけん引している。また今季はここまでJ1リーグで26試合中22試合に出場。ただコンディション不良に悩まされたこともあり、AFCチャンピオンズリーグ本大会では一度もピッチに立つことはなかった。


 同選手は昨年5月11日、ヴィッセル神戸との契約を2023年まで延長。ただヴィッセル神戸がJ1残留争いに巻き込まれる中、スペイン紙『エル・ナシオナル』はバルセロナが下部組織のコーチングスタッフというポストを用意した上でオファーを提示する可能性があると報じていた。


 そんなイニエスタはAFP通信のインタビューに応じた際、ヴィッセル神戸加入の背景を聞かれると「バルサを去るとき、自分自身がもっと良くなると思って去ったわけではない。(ヴィッセル神戸が)僕に伝えてくれたことや僕に提示してくれたプロジェクトが僕を動かしたんだ」


 「それにヴィッセル神戸での経験は素晴らしいものになっている。このクラブでは特別な瞬間があったし、良くないときでも一生懸命頑張って学ばないといけないんだ」とコメント。


 「僕たちはJ1残留にむけて集中している。幸いなことに、まだその目標を達成するための時間は残されているし、達成できるかどうかは僕たち次第だね」とJ1残留への意気込みをあわせて語っている。


 また同選手は「まだプレーを続けたいね。2,3年はプレーを続けられると自分では思っている。そうすれば、将来どうなるか分かるだろう」と、40歳までの現役続行を示唆。


 その上でバルセロナ復帰の可能性については「バルセロナは僕の故郷のようなものだから、戻りたいね。でも、この先どうなるかは分からないよ。ただサッカー選手としてバルセロナに戻ることはないだろう。あり得ないね」とコメント。現役中の復帰はないとの見通しを示している。


 なおイニエスタの去就についてはイタリアのラジオ局『Radio Bruno』が今年7月末、フィオレンティーナが高額年俸を理由に同選手の獲得を諦めたと報じていた。

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