虎ドラ1近本、史上4人目「新人150安打」なるか 長嶋茂雄氏の1年目は153安打

9月10日(火)7時40分 フルカウント

1位は佐々木信也氏の180安打、西武・源田は155安打

 阪神のドラフト1位ルーキー近本光司外野手は、8日の広島戦で1安打を放って今季の安打数を「141」とした。1998年の高橋由伸(巨人)を抜き、新人の安打数としては史上7位になる。

 新人王(最優秀新人)が制定された1950年以降の1年目選手の安打数トップ10は以下の通り。

1佐々木信也(高橋)1956年 180安打 154試合 打率.289(6)/慶大 23歳
2源田壮亮(西武)2017年 155安打※ 143試合 打率.270(13)/トヨタ自動車 24歳
3長嶋茂雄(巨人)1958年 153安打※ 130試合 打率.305(2)/立大 22歳
4京田陽太(中日)2017年 149安打※ 141試合 打率.264(18)/日大 23歳
5河内卓司(毎日)1950年 147安打 120試合 打率.286(15)/大洋漁業 30歳
6榎本喜八(毎日)1955年 146安打※ 139試合 打率.298(10)/早実高 19歳
7近本光司(阪神)2019年 141安打 127試合 打率.270(21)/大阪ガス 24歳
8高橋由伸(巨人)1998年 140安打 126試合 打率294(8)/慶大 23歳
9江藤慎一(中日)1959年 139安打 130試合 打率.280(6)/日鉄二瀬 22歳
10藤田宗一(国鉄)1950年 136安打 115試合 打率。287(22)/コロムビア 36歳
10鈴木武(近鉄)1953年 136安打 120試合 打率.274(19)/東洋レーヨン 21歳
10高山俊(阪神)2016年 136安打※ 134試合 打率.275(16)/明大 23歳

 打率の横の()はリーグ打撃成績順位。※は新人王。近本は9月8日時点。

 トップ10のうち、社会人出身6人、大卒5人で、高卒は榎本喜八だけ。1位は「プロ野球ニュース」の名キャスターとして知られた佐々木信也で、180安打を放った。慶大では、巨人のエースとなった藤田元司と同期。主将として活躍し、創設3年目の高橋ユニオンズに入団した。オールスターに出場したほか、当時は打撃タイトルではなかったものの最多安打も記録した。しかし、新人王は21勝の西鉄・稲尾和久。ちなみにこの年の試合数は、NPB史上最も多い154試合だった。

 3位の長嶋茂雄は立大時代からスター選手。1年目から大活躍し、新人王のほか、本塁打王、打点王を獲得し、ベストナインも受賞した。打率も2位で、あわや新人で3冠王という活躍だった。

 1950年には、国鉄の藤田、毎日の河内と30歳を超えた新人が多くの安打を放った。この2人は社会人を代表する強打者。1950年の2リーグ分立に際して、高齢ながらプロ入りした。

 トップ10には2016年以降入団の選手が近本を含め4人いる。試合数が130試合から143試合になったことが背景にある。17年には1年目で正遊撃手のポジションを手にした西武・源田、中日・京田がそろって安打を量産。ともに新人王を受賞した。

 阪神の残り試合は、9月7日時点であと16。近本は史上4人目の「新人150安打」の可能性が十分にある。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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