復帰したカソルラ、古巣のヴェンゲル監督に感謝「あの言葉は永遠に忘れない」

2018年9月10日(月)8時52分 サッカーキング

負傷前のカソルラとヴェンゲル監督(2015年) [写真]=Getty Images

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 今夏アーセナルを退団し、古巣ビジャレアルに復帰した33歳の元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏に感謝の意を述べている。

 アーセナルの主力として活躍していたカソルラは、2016年にアキレス腱を負傷。さらに患部が生命を脅かすほどの感染症にかかるという不運に見舞われ、これまで10度にも渡る手術や右足切断の危機に直面していた。

 しかし、今年4月に1年半振りに練習の再開にまで回復したカソルラは、アーセナルとの契約が満了となった6月に7年ぶりにビジャレアルに復帰。リーガ・エスパニョーラ開幕から全てのリーグ戦3試合に出場している。

 イギリスメディア『ガーディアン』は苦難を乗り越えたカソルラに独占インタビューを実施。カソルラは苦しいリハビリ期間を振り返り、言葉を紡ぎ出した。

「僕はジグソーパズルの中にいた。手術してもなかなか良くならず、復帰までの道はあまりに遠く、本当に疲れ切っていたよ。改善がみられないときはサッカーを諦めることもあった」

「しかし、ヴェンゲル監督は僕をいつだって支えてくれた。それに、最初の手術をする前に契約更新を締結したんだ。これはサッカークラブとして信じられない決断だったと思う」

「あと、ヴェンゲル監督から電話をもらった。『サンティ、契約のことを心配しなくていい。安心してリハビリに励んでほしい』と言われたんだ。あの電話は僕がリハビリを励む助けになったし、あの言葉を永遠に忘れないだろう」

「アーセナルは本当に素晴らしかった。僕を尊重し、理解してくれたんだ。僕はずっと感謝しているよ。みんなの前で万全な状態でプレーできずにエミレーツを去ることになったことは残念だったけどね。ただ、状況が状況だから仕方ないと思っている。それでも自分のキャリアは終わりじゃない。ビジャレアルでもう一度再スタートできて嬉しいよ」

サッカーキング

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