2人の“怪物”のライバル関係は?…ハーランドが持論を展開「僕は自分のことに集中している」

2023年9月10日(日)15時33分 サッカーキング

ハーランド(左)がエンバペ(右)との“ライバル関係”について言及 [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・シティ所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、2023年のバロンドール受賞への意欲を示しつつ、競争相手となり得るパリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWキリアン・エンバペについて言及した。9日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 昨年夏のマンチェスター・シティ加入以降、驚異的なペースで得点を量産しているハーランド。昨シーズンは公式戦通算53試合の出場で52ゴールを記録し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)で得点王を獲得。FAカップを含めた“トレブル”達成に大きく貢献した。その異次元の活躍により、現地時間7日にフランス誌『フランス・フットボール』が発表した2023年のバロンドール候補30名にも名を連ねている。

 プレミアリーグ年間最優秀選手賞(MVP)やイングランドプロサッカー選手協会(PFA)選出の年間MVP、UEFA年間最優秀男子選手賞など数々の個人賞を獲得しているハーランド。ノルウェー人選手初となるバロンドール受賞に向けても「僕は自分自身を信じている。まだ若いので、これからさらなる進歩を遂げることができると思っているよ。でも、そうだね。今年はチャンスがあると思っている」と意欲を示している。

 その上で、“怪物”とも称される23歳のストライカーは、自身と同じく現代サッカー界を牽引しているエンバペについても言及。24歳のフランス代表FWはハーランドの驚異的な記録には劣るものの、昨シーズンのPSGで公式戦43試合の出場で41ゴールをマークし、FIFAワールドカップカタール2022では8ゴールを挙げ大会得点王に輝いた。一部では、ハーランドとエンバペの関係性を、2008年から2017年にかけてバロンドールを独占したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)の“ライバル関係”と比較する声も挙がっているという。そのことについて問われたハーランドは、次のように持論を展開した。

「誰もがそのように思っているようだね。しかし、留意しなくてはいけないのが、メッシとクリスティアーノの2人がいかにクレイジーなことをしてきたかということだ。そして、今でもそれを続けていることを忘れてはならない。年齢を重ねても、依然として素晴らしい選手なんだ。彼らのような並外れたチャンピオン2人を見れたことを光栄に思うよ」

「質問の答えに戻るが、僕は自分自身と他の選手を並べて語ったりはしない。それは僕にとっての物事の見方ではないんだ。僕は自分自身に集中しているんだ。日々良くなることや、自分のやっていることを楽しみ続けること、そして自分自身を最高のバージョンにすることだけを追求しているからね」

サッカーキング

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