サッカー日本代表は「うらやましい」 韓国メディア羨望「ライバルという表現が似合わないほどのレベル差」
2024年9月11日(水)16時4分 J-CASTニュース
韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2024年9月11日、サッカー日本代表の特集記事を組み、アジアで圧倒的な強さをみせる日本代表をうらやんだ。
「私たちが夢見たサッカー、日本が全部やっている」
サッカー26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦が2024年9月11日、バーレーンで行われ、日本がバーレーンに5−0で大勝した。
先制したのは日本。前半37分にPKのチャンスを獲得し、これをFW上田綺世(26)が冷静に決めた。
前半を1−0で折り返した日本は、後半立て続けにゴールを奪った。
後半2分に上田がこの日2点目をマークすると、同16分、19分にMF守田英正(29)が連続ゴール。後半36分にはFW小川航基(27)がゴールを決め、バーレーンを圧倒した。
日本は初戦の中国戦の7−0に続いての大勝。最終予選2試合で計12点を獲得した。
日本対バーレーン戦を速報した「スポーツ朝鮮」は、「私たちが夢見たサッカー、日本が全部やっている」とのタイトルで記事を公開した。
記事では「アジア最終予選で余裕の2連勝、12得点無失点。少なくともアジアでは圧倒的なクラス、ワールドカップベスト8級の実力。韓国サッカーが夢見ていた話ではないか。 それを日本が今、やっている」と日本の実力を評価した。
「韓国と日本は正反対の雰囲気だ」
そして、最終予選で1勝1敗の自国と比較しながら記事を展開した。
韓国は、最終予選から元韓国代表監督のホン・ミョンボ氏(55)が10年ぶりに監督に復帰。ホームで行った初戦は、格下パレスチナを相手に0−0で引き分け、第2戦のオマーン戦は苦しみながらも3−1で勝利した。
「スポーツ朝鮮」は、最終予選の日韓それぞれ2試合の内容を次のように評した。
「パレスチナ、オマーンなど格下のチームと対戦し、接戦の末に引き分け、劇的なゴールのおかげで初勝利を収めた韓国と日本は正反対の雰囲気だ。アジア最強を争うライバルという表現が似合わないほど、レベルの違いを肌で感じる」
最終予選B組に属する韓国は、1勝1分けで2位につける。1位は同じく1勝1分けのヨルダンで、3位イラク、4位クウェートと続く。
記事では韓国の本選出場に関して「韓国がワールドカップ本選に行けない可能性は現実的に非常に低い」とした上で、「ただ、韓国はワールドカップ本選進出そのものが目標ではないので、遠く先に進んでいる日本がうらやましい限りだ」と嘆いた。
韓国の第3戦は10月10日に予定され、敵地でグループ首位ヨルダンと対戦する。