豊ノ島に初日「白星が一番の薬」愛妻の気遣いに感謝

9月11日(水)19時0分 日刊スポーツ

豊ノ島は大翔鵬(手前)を肩すかしで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館

16年初場所以来の幕内勝ち越しを目指す西前頭14枚目の豊ノ島(36=時津風)に、初日が出た。

3連敗で迎えた大翔鵬(25=追手風)との一番は、本人が「今日は立ち合いが良かった」と話すように、しっかり踏み込むと自然と二本が入った。得意のもろ差しの体勢から、相手が不十分な体勢から出るところで“伝家の宝刀”を抜いた。体を右に開きながら、相手の左肩を引いた。タイミングも文句なし。自身の決まり手で寄り切り、押し出しに次いで3番目に多い、肩透かしで今場所初白星を挙げた。

「しっかり踏み込むことだけを頭に入れた」と二本差しは流れの中で、肩透かしも「とっさに」と、体に染みこんだ流れで取れた。「(3連敗で)こんな時こそ寄り切って勝てれば良かったけど」と話しつつも「体は動いているから良いのかなと。こんな時は白星が一番の薬になるから」と、さすがに安堵(あんど)の表情を浮かべた。

内助の功に感謝だ。自宅から場所入りは、沙帆夫人が運転する車を利用している。白星が出るまでは…と験直しで道順を変えてくれていたという。あうんの呼吸か、言葉はなくても「気を使ってくれているのかなと思う」と感謝。また、この日の朝食も、重めのものは避け沙帆夫人が作ってくれるスムージーに変えたという。「バナナにキウイにパプリカに豆乳かな。まあ作り方は(ミキサーにかけるポーズを交えて)簡単だけど」と話しつつ、周囲のサポートに感謝。「これをきっかけに、いい方向に向かってくれればね」と、勝ち越しを目指す。

日刊スポーツ

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