ラ・リーガ1部デビューが迫る岡崎慎司…ウエスカの同僚たちを一気に紹介

2020年9月11日(金)19時22分 サッカーキング

今季リーガ1部に挑むウエスカ [写真]=Getty Images

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 いよいよ12日に2020−21シーズンが開幕するリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)。ウエスカに所属する岡崎慎司は、“2部王者”のエースとして世界最高峰のリーグに挑戦する。求められているのはチームを初の1部残留に導く活躍だ。

 そこで今回は、岡崎とともに新シーズンを戦うチームメイト11人を一気に紹介。将来を嘱望されるタレントから、下部リーグを主戦場に苦労人まで、個性あふれるメンバーが顔をそろえた。

※以下、情報はすべて9月10日時点のもの

アンドレス・フェルナンデス

生年月日:1986年12月17日(33歳)
国籍:スペイン
ポジション:GK

4シーズン過ごしたビジャレアルではレギュラーの座を奪えず、今夏、フリーでウエスカに加入。2010−11シーズンにオサスナからのレンタル移籍で在籍した古巣に帰還した。正GKとして挑む今シーズンは、開幕戦でいきなりビジャレアルと対戦。元同僚たちを相手にどんなプレーを見せるのか、注目される。

パブロ・インスア

生年月日:1993年9月9日(27歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF

デポルティーボのカンテラ育ちで、2017年にはシャルケへ移籍。しかしドイツサッカーには適応できず、2018年にレンタル移籍でウエスカに加入し、今夏に完全移籍が成立した。2012年にはスペイン代表でU−19欧州選手権優勝を経験。ビジャレアルのFWパコ・アルカセルは同時のチームメイトになる。

ホルヘ・プリード

生年月日:1991年4月8日(29歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF

昨季のクラブ年間最優秀選手を決めるファン投票で、岡崎に次ぐ票を集めたキャプテン。2シーズン前の2部降格を知る選手のひとりで、DFリーダーとして臨む今季は1部残留を狙う。過去にアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードの両Bチームに在籍したことがあり、コケ、サウール・ニゲス、ルーカス・バスケスは皆、元チームメイトになる。

ガストン・シルバ
生年月日:1994年3月5日(26歳)
国籍:ウルグアイ
ポジション:DF

今夏、アルゼンチンのインデペンディエンテから獲得した左利きのDF。サイドバックもセンターバックもこなせる万能型で、ラ・リーガでのプレーはグラナダに在籍した2016−17シーズン以来、3年ぶりになる。2013年に開催されたU−20ワールドカップでは、ウルグアイ代表のキャプテンとして準優勝を経験。2018年のロシア・ワールドカップにも参加するなど、チーム随一の経験値を持つ。

パブロ・マフェオ
生年月日:1997年7月12日(23歳)
国籍:スペイン
ポジション:DF

今季開幕直前の8日にシュトゥットガルトからのレンタルでウエスカに加入。右サイドバックを主戦場に、センターバックやサイドハーフもこなすユーテリティーな選手だ。ジローナに在籍していた2017−18シーズンには、リオネル・メッシを90分間にわたって密着マーク。「アイツは誰だ!?」と世界中で話題となり、一躍その名を知られるようになった。

ミケル・リコ

生年月日:1984年11月4日(35歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

9年ぶりのウエスカ復帰を果たした昨季は、チームで唯一、リーグ戦全42試合に出場。後方からの鋭い飛び出しで7ゴールを奪うなど、35歳とは思えないパフォーマンスを見せた。グラナダやアスレティック・ビルバオで1部通算200試合近くの出場歴を誇るが、ウエスカでのトップリーグ挑戦は今季が初めて。目標は「とにかく楽しむこと」だという。

ペドロ・モスケラ

生年月日:1988年4月21日(32歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

昨年夏にデポルティーボから加入すると、リーグ戦39試合に出場して1部昇格に貢献。ウエスカの“心臓”となるプレーメーカーで、中盤の低い位置から長短織り交ぜたパスでゲームを組み立てていく。もともとレアル・マドリードの下部組織出身だが、トップチーム昇格を果たせず、ヘタフェ、エルチェ、デポルティーボを渡り歩いてきた。それでも1部で150試合近くの出場歴があり、残留を目指すチームにとって心強い存在だ。

フアン・カルロス

生年月日:1991年3月15日(29歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

リコやモスケラと中盤を形成する攻撃的MF。ピッチ中央を縦横無尽に動きまわって味方からのパスを引き出すだけでなく、ボールを奪われた瞬間には即座にプレスを行うなど、精力的なプレーが光る。デポルティーボに在籍した2014−15シーズンに2試合だけ1部のピッチに立ったものの、インパクトをほとんど残せなかっただけに、今季にかける思いは人一倍だろう。

セルヒオ・ゴメス

生年月日:2000年9月4日(20歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

2017年のU−17ワールドカップ準優勝メンバーで、昨年夏に行われたU−19欧州選手権では優勝を達成。バルセロナの下部組織で育ったエリートは、ドルトムントから2年連続のレンタルが決まり、今季もウエスカの一員として戦うことが決まった。攻撃的なポジションであればどこでもこなせる柔軟性を備えており、ブレイク候補の一人として要注目だ。

ダビド・フェレイロ

生年月日:1988年4月1日(32歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

ウエスカ在籍5シーズン目を迎えた小兵ウインガー。昨季は2部で1ゴールと目立った成績を残したわけではないが、左サイドを起点にハードワークを遂行。シーズンを通して戦う姿勢を見せた。そのプレーぶりは地元メディアでも高く評価され、「彼こそが真のサッカー選手だ」と称える声もあったほど。2シーズン前に30歳にして1部デビューを飾った苦労人が再びトップリーグの舞台に立つ。

ラファエル・ミル

生年月日:1997年6月18日(23歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW

今年1月に1年半のレンタル期間でウルヴァーハンプトンから加入すると、後半戦だけで岡崎に次ぐチーム2位の9ゴールをマーク。1部昇格の原動力となった。今夏に行われたプレシーズンマッチも4試合で3ゴールを奪うなど、好調をキープしている。岡崎が空けたスペースにミルが入ってゴールを狙う形はウエスカの主要な攻撃パターンのひとつ。1部残留に向けてカギを握る選手だ。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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