横浜FMが広島に逆転勝利! L・セアラの強烈FK弾など3発…前田大然は今季15点目

2021年9月11日(土)20時58分 サッカーキング

サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスが対戦した [写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J1リーグ第28節が11日に行われ、サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスが対戦した。

 先制点を奪ったのはホームの広島。8分、左サイドの土肥航大がゴール前に浮き球を送ると、抜け出した東俊希が左足ダイレクトで合わせる。これは右ポストに弾かれたが、こぼれ球をドウグラス・ヴィエイラが押し込んだ。

 広島は前半の給水タイム前にアクシデントが発生。相手FWレオ・セアラと激しく衝突した土肥は一度プレーを再開したが、すぐに座り込んで続行を断念。自ら歩いてピッチを後にし、23分に松本泰志と交代した。

 36分、横浜FMが思わぬ形で追いつく。マルコス・ジュニオールがペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、ボールは前田大然に当たってコースが変化。これが相手DF佐々木翔の股の間を通過して、ゴール左下に吸い込まれた。前田は今季J1リーグでの得点数を「15」に伸ばし、現セルティックの古橋亨梧と並んで得点ランク首位タイとなった。

 押し込む横浜FMは41分、右サイドからM・ジュニオールが鋭いクロスを供給。ニアに飛び込んだL・セアラが頭で合わせたが、シュートは惜しくもゴールの左に外れる。

 前半終了間際、横浜FMが逆転に成功する。M・ジュニオールの左コーナーキックに合わせた實藤友紀は、体勢を崩しながらも右足で合わせてゴールに押し込んだ。

 横浜FMは60分にリードを広げる。敵陣中央でフリーキックを獲得すると、キッカーを担当したL・セアラは右足一閃。鋭いシュートはゴール右上隅に吸い込まれた。

 2点を負う展開となった広島は67分、D・ヴィエイラがペナルティエリア左から右足で浮き球を供給。飛び込んだ柏好文が合わせたが、相手GK高丘陽平の正面に飛んで決定機を生かせない。75分にはペナルティエリア左でこぼれ球に反応した青山敏弘が右足を振り抜いたが、クロスバーに阻まれる。

 試合はこのまま終了し、広島は3試合ぶりの黒星。横浜FMは2試合ぶりの白星となり、今節が延期となった首位川崎フロンターレとの勝ち点差を「1」に縮めた。次節は18日に行われ、広島はアウェイで柏レイソルと、横浜FMはアウェイで名古屋グランパスと対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 1−3 横浜F・マリノス

【得点者】
1−0 8分 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
1−1 36分 前田大然(横浜FM)
1−2 45+2分 實藤友紀(横浜FM)
1−3 60分 レオ・セアラ(横浜FM)

サッカーキング

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