札幌、4発快勝で今季初の連勝を飾る! 敗れた磐田はリーグ戦5試合勝利なし

2022年9月11日(日)15時7分 サッカーキング

札幌が磐田に4-0で勝利! [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第29節が11日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とジュビロ磐田が対戦した。

 前節セレッソ大阪相手に劇的逆転勝利を飾った札幌は、金子拓郎やガブリエル・シャビエル、興梠慎三らが先発出場。今シーズン初の連勝を目指す。対してリーグ戦直近4試合で勝利がない磐田は遠藤保仁や杉本健勇らがスタメンに名を連ね、渋谷洋樹監督のもとでの初勝利を目指す。

 6分、敵陣中央でボールをキープしたG・シャビエルがドリブルで持ち運び、ボックス内にスルーパスを供給。走り込んだ金子拓郎の折り返しに興梠が合わせるも、シュートは惜しくもゴール左に外れた。

 8分、金子拓郎がボックス外やや右で大井健太郎に倒されFKを獲得。これを福森晃斗が左足でゴール右上隅に突き刺し、札幌が早い時間帯での先制に成功した。福森は今シーズン初ゴールとなった。

 21分、札幌が追加点を奪う。右サイドでボールをキープした田中駿汰が中央にグラウンダーのパスを入れると、ボールを受けた興梠はダイレクトでボックス内にスルーパスを供給。抜け出した金子拓郎の右からの折り返しを最後はG・シャビエルが右足で冷静に流し込んだ。G・シャビエルの移籍後初ゴールで札幌がリードを広げた。

 31分、ルーカス・フェルナンデスの左CKから田中駿汰が左足で押し込むも、オンフィールドレビューの結果、ハンドの反則を取られ追加点とはならなかった。

 2点ビハインドとなった磐田は45分、右サイドを突破した鈴木雄斗のマイナスの折り返しを、走り込んだ杉本がダイレクトで狙うも、シュートはGK菅野孝憲の好セーブに阻まれ得点とはならなかった。前半はこのまま2−0で終了した。

 流れを変えたい磐田は後半開始から大津祐樹とリカルド・グラッサを投入。対する札幌も興梠に替えてキム・ゴンヒを投入した。

 50分、ゴール前のこぼれ球に反応したキム・ゴンヒが右足で押し込みネットを揺らしたが、直前のプレーに対するオフサイドの判定でゴールとはならず。直後には金子拓郎がドリブル突破から左足で狙うもGK三浦龍輝の好セーブに阻まれ得点には至らない。58分にはボックス内左でボールを受けた菅大輝が左足を振り抜くも、シュートは惜しくも左ポストに直撃した。

 66分、リカルド・グラッサがL・フェルナンデスに危険なスライディングタックルを見舞うと、主審はこのプレーに対してレッドカードを提示。2点を追う磐田は残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。

 70分には札幌に決定機。右サイドを抜け出したL・フェルナンデスが中央にクロスを供給すると、走り込んだG・シャビエルのシュートは右ポストに直撃。こぼれ球を金子拓郎がヘディングで狙うもGK三浦が素早い反応を見せ、追加点とはならなかった。

 その後は札幌がボールを保持し時計の針を進めていく。1人少なくなった磐田はなかなか積極的なプレスをかけることができない。90分、味方とのパス交換でボックス内に抜け出した高嶺朋樹が左足で流し込み、札幌がリードを3点に広げた。90+6分には途中出場の小柏剛にもゴールが生まれ、札幌がさらにリードを広げた。

 試合はこのまま終了し、4−0で勝利した札幌が今シーズン初の連勝を飾った。対して敗れた磐田はリーグ戦5試合未勝利となった。

 次節、札幌は18日に横浜F・マリノスと、磐田は17日にセレッソ大阪と対戦する。

【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 4−0 ジュビロ磐田

【得点者】
1−0 10分 福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)
2−0 21分 ガブリエル・シャビエル(北海道コンサドーレ札幌)
3−0 90分 高嶺朋樹(北海道コンサドーレ札幌)
4−0 90+6分 小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)

サッカーキング

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