先週は中4日の登板 満を持して天王山に挑む巨人・戸郷翔征 タフさを発揮できるか
2024年9月12日(木)17時34分 ココカラネクスト
広島との首位攻防戦の第3戦で戸郷が満を持して先発する(C)産経新聞社
9月10日から始まった首位・巨人と2位・広島の天王山。1ゲーム差で迎えたこのシリーズで巨人が2連勝し、ゲーム差は3まで広がった。12日も巨人が勝利すれば、ゲーム差は4に広がる。
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巨人にとっては今シーズンの命運を分けるほどの大事な一戦となる12日の広島戦に、満を持してエース・戸郷翔征を先発マウンドに送り込む。
戸郷の前回登板は中4日だった。5日のヤクルト戦に先発したが、その前の登板は8月31日の阪神戦。12日の登板こそ中6日になるが、タイトなスケジュールでの登板であることに変わりはない。
ちなみに、2年前に中4日で登板したヤクルト戦は、3回途中6失点でノックアウトされた苦い経験がある。しかし、2年ぶりの中4日の登板となった5日の試合では7回を被安打1、無失点と完璧な投球を披露しており、登板間隔が変わることに対する不安は一切感じさせなかった。
そもそも、戸郷は今シーズン、8月14の阪神戦で中5日で登板している。この試合では9回126球の熱投を見せて完封勝利を記録。この完封試合の前回登板となる8日の広島戦でも9回、118球の完封勝利を収め、2試合連続で9回まで1人で投げ切っている。
年々タフさを増している戸郷。今日の広島戦でも、前回登板が中4日だった影響を感じさせないパフォーマンスを見せてくれるだろう。大一番となる12日の試合で、フル回転のエースがどのような投球を披露するのか期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]