久保建英の東京五輪出場、レアルが確約…最強布陣で本大会へ

9月12日(木)6時0分 スポーツ報知

選手宿舎を出発する久保建英

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 FIFAランク33位の日本は10日、敵地で同135位のミャンマーを2—0で下し、W杯アジア2次予選を快勝発進した。森保一監督(51)は後半36分に最後の交代枠で途中出場したMF久保建英(18)=マジョルカ=は所属元のRマドリード(スペイン)に来年の東京五輪出場の意向を伝え、クラブも了承したもようであることが判明した。

 56年ぶりの東京五輪で久保の姿が見られる可能性が高まった。協会関係者によると、今夏にF東京からRマドリードに加入する際に、来年の自国開催での五輪出場を希望することを伝えたもようで、クラブ側から派遣に協力する確約を得ているという。現在はマジョルカに期限付き移籍中だが、契約は来年6月30日まで。7月23日の東京五輪のサッカー男子の開幕時にはレアルに戻っており、招集が実現しそうだ。

 五輪はW杯やA代表の国際Aマッチ期間とは違い、所属クラブに派遣義務がない。前回16年のリオデジャネイロ五輪では、ヤングボーイズ(スイス)が、チーム事情からFW久保裕也の派遣を拒否。エースが直前で参加できなくなる事態が発生した。

 その反省もあり、日本協会は早い段階から海外の候補選手たちに、クラブに五輪出場を希望する意向を伝えるように要請。すでにFW大迫やMF柴崎らオーバーエージ(OA)候補の所属クラブとも話し合いを始めている。今夏にイタリア1部ボローニャに加入したDF冨安、オランダ1部PSVへとステップアップしたMF堂安も、招集できる見込み。久保を含め、屋台骨の選手たちの招集が可能になったことで、森保監督の下、最強布陣で本大会に臨めることになる。

 久保にとっても五輪は待ち焦がれた舞台。「本当にいいタイミングですし、(自国開催は)一生に1回のチャンス。出場できればこの上ないうれしさがある」と以前から熱望している。そのためにも、まずはマジョルカで定位置を確保し、五輪までの10か月でさらなる成長を遂げるつもりだ。19歳で迎える東京五輪で、日本に初の金メダルをもたらす。

 ◆近年の五輪男子サッカーの開催国メンバー

 ▽08年北京大会(中国) イングランド1部(当時)チャールトンでプレーしていた国民的スターのMF鄭智=写真、AP=をOAで招集。1分け2敗で1次リーグ敗退。

 ▽12年ロンドン大会(イギリス) イギリスを形成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4協会が一体となり、五輪では52年ぶりとなる英国代表で出場。イングランドから13人、ウェールズからFWギグス=写真、ゲッティ・共同=ら5人を選出。準々決勝で韓国に敗戦。

 ▽16年リオ大会(ブラジル) OAでバルセロナ(スペイン)のFWネイマール=写真=、北京国安(中国)のMFヘナトアウグストらA代表の主力を招集。18人中欧州組は5人。決勝では14年W杯準決勝で1—7と屈辱的な大敗を喫したドイツをPK戦の末に破り、初の金メダルを獲得。

スポーツ報知

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