久保建英と同世代…ドイツで活躍する10代選手、能力値&市場価格ランキング・トップ5【編集部フォーカス】

9月13日(金)7時0分 フットボールチャンネル

4位タイ

 久保建英(18歳)、菅原由勢(19歳)、中村敬斗(19歳)。今夏は、Jリーグから海外へ移籍を果たした10代の選手が例年に比べても多かった。そうした若手選手の活躍には期待が寄せられるが、世界にも大きな注目を浴びる10代選手が数多くいるのも事実。今回フットボールチャンネル編集部では、ブンデスリーガで活躍する10代の選手を市場価格のランキング(トップ5)形式で紹介する(市場価格は『transfermarkt』を参照)。

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4位タイ:アルフォンソ・デイビス(カナダ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:2000年11月2日(18歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 アメリカのサッカーリーグMLSでの活躍を認められ2018年にバイエルン・ミュンヘンに移籍したカナダ代表MFのアルフォンソ・デイビス。昨季はリーグ戦6試合に出場し1得点を記録した。代表ではリベリア出身でありながらもアンダー時代にはカナダ代表として召集され、2017年にカナダの国籍を取得し、カナダ代表として正式に召集された。代表選では6試合に出場し3得点を挙げる活躍を見せている。

 デイビスの武器は爆発的なスピードにある。同選手のポジションではそのスピードを遺憾無く発揮することができ、裏のスペースへ抜けると相手選手を置き去りにしシュートまで持っていく。またスピードを活かしたドリブルも巧みで、繊細なタッチから一気に加速すると相手選手は成す術がない。緩急のあるドリブルで相手ディフェンダーを翻弄する姿は同じチームに所属していたフランク・リベリとアリエン・ロッベンを彷彿とさせる。

 バイエルンのサイドアタッカーの層は厚く、デイビスのポジションにはキングスレイ・コマンと今季加入したイバン・ペリシッチらがいるため定位置確保は容易ではない。しかし今季では既に2試合に出場し1ゴールを決めている。コンスタントに出場するためにも、少ないチャンスをモノにしていくことが必要だ。

4位タイ

4位タイ:イーサン・アムパドゥ(ウェールズ代表/RBライプツィヒ)
生年月日:2000年9月14日(18歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
ポジション:DF
昨季リーグ戦成績:0試合0ゴール0アシスト(チェルシー)

 イングランド出身でありながらウェールズ代表を選択したDFイーサン・アムパドゥ。同選手は2016年にイングランド4部リーグのエクセター・シティでトップデビューを果たす。するとプロデビューわずか1年でプレミアリーグのチェルシーに移籍した。同年9月のカップ戦にて交代で移籍後初出場、12月にはプレミアリーグデビューを飾るなど着々とステップアップを果たした。昨シーズンはリーグ戦こそ出場は無かったものの公式戦では5試合に出場した。しかし主力がひしめき合う中で出場機会に恵まれなかったアムパドゥは今年7月に出場機会を求めブンデスリーガのRBライプツィヒにレンタル移籍を決断した。

 アムパドゥの持ち味は空中戦の強さだろう。身長182cmとCBの中では小柄な体型だが、大型の選手にも競り負けない空中戦の強さがある。しかし全体的なプレーにはまだ若さが見られる。無理な場面での縦パス、持ち運び、インターセプトが見られるが、若い選手ではありながら物怖いしないパワフルなスタイルは彼の魅力でもある。

 出場機会を求めRBライプツィヒにレンタル移籍したが、まだ出場機会に恵まれていない。しかし彼は本職のCBだけでなくDMFもこなすことが出来る器用さもある。複数のポジションをこなすことが出来ればこれから出場機会が増えていくことだろう。これからRBライプツィヒで更に経験を積み、将来はチェルシーへ戻り活躍することが期待されている。

2位タイ

生年月日:2000年7月15日(19歳)
市場価格:1500万ユーロ(約18億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:15試合0ゴール0アシスト

ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマから2018年にレバークーゼンへ移籍したブラジル人MFのパウリーニョ。ブラジルの至宝との呼び声もあるパウリーニョをレバークーゼンは2000万ユーロ(約24億円)という驚きの安さで獲得した。17/18シーズンではヴァスコ・ダ・ガマで18試合3得点を記録し、レバークーゼンへ移籍した最初のシーズンでは15試合に出場したものの0ゴール0アシストに終わった。

パウリーニョの武器はドリブルだ。ブラジル人特有の派手なテクニックがあるわけでないが、ブラジル人らしいリズムと繊細ながらも力強い推進力のあるドリブルが持ち味だ。スピードも兼ね備えているためギアを入れると一気に相手選手を抜き去ることが出来る。またパスセンスも抜群でチャンスメイクも得意としている。しかし攻撃的なMFだけに守備面で不安が残る。ブラジルとドイツでは守備に対する意識が大きく違い、ドイツの守備意識に慣れていく必要がある。

まだ今季はリーグ戦に出場していないが、これから守備面を改善出来ればレバークーゼンを助ける働きを見せてくれるはずだ。まだブラジルA代表経験こそ無いがU-23ブラジル代表に選出されるなど実力は確かである。クラブチームで活躍しブラジル代表としても活躍することが出来るだろうか。

2位タイ

2位タイ:オザン・カバク(トルコ代表/シャルケ)
生年月日:2000年3月25日(19歳)
市場価格:1500万ユーロ(約18億円)
ポジション:DF
昨季リーグ戦成績:13試合0ゴール0アシスト(ガラタサライ)
         15試合3得点0アシスト(シュツットガルト)

 トルコ代表DFのオザン・カバクは昨シーズンは12月までガラタサライでプレー、1月からシュツットガルトに移籍した。ガラダサライではリーグ戦13試合に出場し0得点だったが、シュツットガルトでは15試合に出場、3得点を決めチームに貢献した。しかしチームは残留争いから抜け出せずに降格してしまう。カバクは新たな挑戦を求め今シーズンからシェルケに拠点を移した。

 カバクの武器はフィジカルの強さを活かした空中戦だ、まだ19歳と若いが186cm、86kgの体型で相手選手と競り負けることがなく、コーナーキックのチャンスでは自らヘディングでゴールを決めることが出来る。また1対1の場面でも強さを発揮する。フィジカルの強いカバクは当たり負けることがない。またスピードも兼ね備えているため相手選手はカバクを抜くことは容易ではないだろう。

 CBというポジションは経験が求められるポジションのため、ビッグクラブになるほど若い頃は出場機会に恵まれない傾向にある。カバクも今シーズンはまだ出場機会に恵まれていない。しかし長いシーズンを考えるとチャンスは巡ってくるはずだ。数少ないチャンスの中でアピールをし、定位置確保出来るだろうか。

1位

1位:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:2000年3月25日(19歳)
市場価格:1億ユーロ(約120億円)
ポジション:MF
昨季リーグ戦成績:34試合12得点17アシスト

 昨季、ボルシア・ドルトムントで大ブレイクを果たしたイングランド代表MFのジェイドン・サンチョ。マンチェスター・シティのトップチーム昇格を断り国外行きを決断し、見事異国の地で才能を開花させた。昨季はリーグ戦34試合に出場し12得点を上げ、19歳にして、チームにとって必要不可欠な存在にまで成長した。

 サンチョの最大の特徴はラストパスだ。昨季は17アシストを記録しリーグトップのアシスト数を誇った。その武器を活かす、もう一つの武器が繊細なドリブルだろう。右サイドを主戦場にしているサンチョは細かいタッチで相手を交わすと、そこから精度の高いクロスとラストパスを供給する。敵に囲まれても取られることなく一瞬の隙を突き、決定的なパスを供給出来るため相手選手にとっては厄介な存在だろう。また高い決定力も持っているため、ドリブルから持ち運び自らゴールを決めることも出来る攻撃型サイドアタッカーだ。

 今季からはクラブチームだけでなくイングランド代表としても活躍が期待されている。まだ19歳と若いが彼にかかるプレッシャーは大きいが、今季も開幕3試合で2得点を挙げるなど早くも力を証明している。

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