野中生萌が自身の日本記録更新も「まだ私は遅い」

9月13日(木)21時9分 日刊スポーツ

スポーツクライミング世界選手権 スピード女子予選 9秒06をマークした野中生萌(撮影・戸田月菜)

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<スポーツクライミング:世界選手権>◇第7日◇13日◇オーストリア・インスブルック◇女子スピード予選

女子の野中生萌(みほう、21=TEAM au)が1本目で9秒06をマークし、自身の持つ日本記録を更新した。
25位で終え、上位16人による決勝トーナメントには進めなかったものの、3種目での複合を目指す選手の中ではトップクラスのタイム。「スピードの大会ではベストの順位が出たので、少しずつできてる感じはする」と笑みを浮かべた。
日本選手ははボルダリング、リードは得意とするものの、スピードは世界から大きく後れを取っている。複合で争われる東京五輪に向けてもスピードの強化が課題とされているが、都内でスピード壁があるのは昭島市のみ。日本女子のスピードをけん引する野中は、故郷の豊島区にある立教大の敷地内にスピード壁を設置すべく、クラウドファンディングで寄付を募っている。9月1日から募集を開始し、現時点で目標額の250万を上回る400万円を達成。「まだまだ私は遅いですけど、この(世界選手権の)結果で、(スピードにも)可能性があることを皆さんに知ってもらえたらうれしい」と登りにさらに磨きをかけるべく、都内にスピード壁を作ることへの思いを口にした。9月末まで寄付を募ることになっている。
野口啓代(29=ともにTEAM au)は10秒55で、公式戦では初めて10秒台をマークし「(壁の)下の方でミスがあったので追い上げた。あきらめずにゴールに行けた」とガッツポーズで自己ベスト更新を喜んだ。

日刊スポーツ

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