フェラーリF1、“車載カメラ冷却バッグ”の禁止を受け、新デバイスを導入

2018年9月14日(金)8時11分 AUTOSPORT web

 車載カメラに冷却バッグを装着するのを禁じられたフェラーリが、F1シンガポールGPで新たなデバイスを導入してきた。


 フェラーリは最近、マシンのエアボックスの上に搭載されたカメラを冷却するためとして、走行前のガレージやグリッドで、カメラにアイスバッグを装着していたが、ライバルチームは、フェラーリはステアリングのセッティングなどコクピット内の映像を遮る意図を持っているのではないかとの疑いを持ち、FIAに問い合わせを行った。その結果、FIAはフェラーリにアイスバッグの使用をやめるよう指示した。

2018年F1ベルギーGP フェラーリ、カメラに冷却バッグを使用

 その指示に従ったフェラーリだが、イタリアGP決勝前のグリッドでは傘を使用してコクピット内をカバーするような行為を行っていた。そしてシンガポールGPの木曜、SF71Hに新たなデバイスが装着されていることが分かった。
2018年F1シンガポールGP木曜 フェラーリSF71Hに乗り込むセバスチャン・ベッテル

 これはエアボックスを冷却すると同時に、カメラの映像を妨げるデザインになっているようにみえる。


 FOMによる映像は、車載カメラによるものを含め、全チームが見ることが可能となっている。


AUTOSPORT web

「車載カメラ」をもっと詳しく

「車載カメラ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ