BMW『1シリーズ』に、待望のエントリーグレード“116i”が登場。オンライン限定販売に

2022年9月15日（木）11時50分　AUTOSPORT web

　BMWのボトムラインを担い、激戦区のCセグメントハッチバック市場に投入される『1シリーズ』に、待望のエントリーグレードとなる“116i”が登場。いつでもどこからでも購入可能なBMWオンライン・ストア（https://online-store.bmw.co.jp/）での専売モデルとなり、9月14日より発売開始となっている。

　傘下ブランドのMINIで培った前輪駆動方式の開発成果を活用し、この3代目モデルから室内空間確保に有利なFFモデルとして生まれ変わった新生『1シリーズ』は、日本初導入となるタイヤスリップ・コントロール・システム（ARB）の採用や、リバース・アシスト等の運転支援機能を標準装備するなど、ブランドのボトムを担うエントリーモデルながら高い走行性能と機能性を兼ね備える。

　デザイン面でも、キドニー・グリルやヘッドライトに最新のデザインコンセプトを採用し、低重心を強調するリヤデザインに個性的なL字型テールライトをアクセントに採用するなど、BMWらしいスポーティなエッセンスが散りばめられた。

　その『1シリーズ』に追加導入された今回の“116i”は、初代から続くFR時代にも設定されてきたエントリーグレードとなり、必要最低限の装備としつつも、ストップ＆ゴー機能付きACCアクティブ・クルーズ・コントロールや、ドライビング・アシスト、パーキング・アシスト等の安全機能、運転支援機能を標準装備とした機能的グレードとなっている。

　その心臓部には、高い環境性能を実現する高効率な1.5L直列3気筒ガソリン・エンジンを搭載。最高出力80kW（約109PS）／4300rpm、最大トルク190Nm／1380-3800rpmを発揮するユニットには、ダイナミックな走りを実現する7速DCTが組み合わされ、WLTCモードの燃料消費率で14.3km／L（JC08モード燃料消費率17.3km／L）を実現している。

　本格的なデリバリーは本年10月以降が予定され、右ハンドル仕様のみの価格は398万円（税込）となっている。