「私は間違っていた」二刀流に”懐疑的”だった米記者が大谷翔平を絶賛「二度と現れないような選手」

2023年9月15日(金)17時30分 ココカラネクスト

投打両面でトップレベルの成績を残す大谷は、間違いなく「二度と現れないような選手」だ(C)Getty Images

 今季は投打で“異次元”の大活躍を見せている大谷翔平。右肘側副靭帯の損傷により投手としては今季絶望となってしまったが、投げては10勝5敗、防御率3.14をマーク。打っては打率.304、44本塁打、95打点を記録している。

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 驚異的な活躍を見せた大谷だが、渡米当時には二刀流に対して懐疑的な見方も少なくなかった。その1人でもあった米記者が記事を寄稿し、「私は間違っていた」と異次元の活躍を見せている大谷を称えた。

 米メディア『The Athletic』のキース・ロー記者が特集記事を配信。2018年に大谷翔平がメジャーへ挑戦した際に「日本ハムが2017年シーズン終了後にショウヘイ・オオタニをポスティングしたとき、私は投手としての彼に全幅の信頼を寄せていた。しかし、当時のアプローチとスイングを考えると、二刀流として通用するほど打てるのかどうか、本当に疑問だった」と記載し、「打者・大谷」に懐疑的な見方があったことを明かした。

 しかし、大谷はその予想に反して、今季はア・リーグ本塁打ランキングトップを独走する44本塁打を放つなどメジャーを代表する打者となり、ロー記者はこの活躍に「私の当初の予想を大きく裏切った」と驚愕していた。

 また、同記者は打者として大谷が成功した要因について分析。「投手陣が彼を打ち取るための新たな方法を見つけなければならないほど、彼は次から次へと穴を塞いだり、アプローチを変えたりしている。オオタニは当初、特にインコース低めの球に弱く、MLBの投手たちは1年目にそこを攻めた。しかし、2年目には彼はすでにその対応を始めていた。また、最初のシーズンは左投手に対しての相性がかなり悪かったが、全面的に改善し、過去3年間はいずれも左投手に対して素晴らしい成績を残している」と、様々なアプローチにより数々の課題を克服してきたと紹介した。

 記事の最後には「オオタニのような選手はもう二度と現れないかもしれない」と、ロー記者は二刀流スターを絶賛していた。

 現在は肘の故障、さらに脇腹の張りなどのアクシデントに見舞われ、欠場を続けている大谷。現地では今後の二刀流の継続に否定的な意見を示す声も少なくない。しかし、これまでに多くの困難を乗り越え、投打で実績を残してきた大谷は、二刀流を復活させ、“異次元”の活躍を披露してくれるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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