レアルMFモドリッチが幼少期を振り返る「もしフットボーラーになっていなかったら…」
2017年9月15日(金)13時25分 サッカーキング
「もしフットボーラーになっていなかったら、何をしていたか?」との質問を受けたモドリッチ。以前は「ウェイターになっていたかも」と冗談めかして返答したこともあったが、今回は自身の特性を考慮して可能性に言及した。
「フットボール以外の選択肢は考えたことがなかった。でも、何らかしらの競技でプロを目指していただろうね。テニスやバスケットなど、僕はスポーツが大好きだからね」
また、自身の幼少期を振り返ったモドリッチは、テニスに代表されるラケットスポーツでも筋の良さを見せていたことを告白した。
「自分で言うのも何だけど、僕はラケットを使ったスポーツが特に上手かった。バックハンドはお手の物だったよ。子供の頃の生活は決して楽ではなかったけど、いつだってスポーツが自分を幸せにしてくれた」
欧米のスポーツ界では、プロになるために複数の競技から1つを選択し、世界のトップに立ったアスリートも点在する。ベースボールではなくバスケットボールを選んだマイケル・ジョーダン、フットボールではなくテニスを選んだラファエル・ナダルなどが最たる例だ。
とはいえ、それはほんの一握りの選手に限った話であることも事実。フットボール一択でプロになり、世界屈指のミッドフィールダーとなったモドリッチが、しかるべき道を歩んで来たことは間違いないだろう。
文=北村敦