鹿島がC大阪との上位対決を制す! D・ピトゥカが退場も…“エース”鈴木優磨のゴールで勝ち点「3」を積み上げる

2023年9月16日(土)20時9分 サッカーキング

勝利を喜ぶ鈴木優磨 [写真]=兼子愼一郎

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 明治安田生命J1リーグ第27節が16日に行われ、鹿島アントラーズとセレッソ大阪が対戦した。

 直近のリーグ戦3試合で2勝1分けと負けがなく、6位につけている鹿島がリーグ戦3連勝中の5位C大阪を『県立カシマサッカースタジアム』に迎えての一戦。試合開始早々の13分、ホームの鹿島が先制に成功する。鈴木優磨が相手陣中央でボールを奪うと、ペナルティアーク内で左足を振り抜き、放たれたシュートは相手GKの股間を抜いてゴール左下に吸い込まれた。

 先制に成功した鹿島だったが24分、相手選手と交錯したディエゴ・ピトゥカが退場処分に。主審は当初、イエローカードを提示したものの、オンフィールドレビューの結果、判定を変更。D・ピトゥカのプレーが危険なプレーに該当するとして同選手にレッドカードを提示した。

 数的優位となったC大阪は40分、レオ・セアラがこぼれ球に反応し、ペナルティエリア付近の中央からシュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉えることはできず、得点には至らなかった。その後、ボール保持の時間を増やしたC大阪だったが、思うように相手の守備ブロックを攻略できず。スコアは動くことなく前半は終了。鹿島が1点リードで試合を折り返した。

 迎えた後半、1点を追うC大阪が46分にチャンスを迎える。カピシャーバが左サイドの相手陣深くからクロスを送ると、ジョルディ・クルークスがフリーでヘディングシュートを放つ。しかし相手GKのセーブに遭い、得点とはならなかった。

 一方の鹿島は68分、左CKの流れから広瀬陸斗が右サイドの相手陣深くでボールを収め、そのままクロスを送る。このクロスボールに植田直通がヘディングで合わせるが、枠を捉えることはできなかった。

 73分、C大阪が決定機を迎える。香川真司がペナルティエリア左に浮き球のスルーパスを送ると、反応した舩木翔がワンタッチで折り返しのボールを供給。ファーサイドでレオ・セアラが合わせたものの、惜しくも枠をとらえられず。

 攻勢を強めるC大阪は90+2分、左CKを獲得すると、キッカーの舩木が左足でクロスを供給。ファーサイドでカピシャーバが左足で折り返し、ゴール前でレオ・セアラが反応したものの、相手GKに阻まれて同点弾とはならなかった。

 その後、C大阪はボールを保持し、相手陣内に押し込む展開を多く作ったものの、最後までゴールを奪うことはできず。試合はこのまま終了し、勝利した鹿島はリーグ戦2試合ぶりの勝利、敗れたC大阪はリーグ戦5試合ぶりの黒星となった。
 
 次節、鹿島は24日にホームで横浜F・マリノスと対戦し、C大阪はアウェイでヴィッセル神戸と激突する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1−0 セレッソ大阪

【得点者】
1−0 13分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

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