「無心で自分のゴルフを」宮里藍が現役最後の18ホールに臨む

9月17日(日)7時6分 ALBA.Net

この笑顔もあと1日・18ホール限り(撮影:村上航)

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<エビアン選手権 2日目◇16日◇エビアン・リゾートGC (6,470ヤード・パー71)>

この試合で現役を引退することが決まっている宮里藍が、第2ラウンドを終了してトータル1アンダーの27位タイで予選を突破。最終日の18ホールが、“世界の藍ちゃん”の有終のラウンドとなる。


「たぶん(いつもの)3倍ぐらい。すごくうれしい」と宮里が語るほど、宮里の“ラストゲーム”を一目見ようと、日本のギャラリーが大挙訪れている今大会。初日に3アンダー・8位タイの好発進を決め、この日はさらなるジャンプアップが期待されたが、なかなか宮里の思い通りに行かない1日となった。

スタートホールの1番をボギーとして迎えた3番パー4。「難しいライだったので、自分の中で距離感が微妙に足りなくて転がりすぎた」というアプローチでのミスもあり、予想外のダブルボギー。この時「結構すっごく頭にきた」という宮里だったが、この日の流れの中で「これだけ怒るのは良くないと思って、すぐに切り替え」て、5番、7番でバーディをゲット。前半のラウンドを1オーバーで折り返した。

「1つでも2つでも(スコアを)伸ばせれば、明日天気がどうなるか分からない分チャンスはある」という思いで何とか巻き返そうとした後半だったが、12番でボギーが先行。ここは13番ですぐさまバーディを取り返したが、17番でまたもボギー。結局、スコアを2つ落とし、トータル1アンダーの27位タイでホールアウトした。

この日“68”で回り、トータル9アンダーで単独トップに立ったモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)まで8打差という現状については、「ちょっと差が開いてしまったので難しいけど、自分がやるべきことをやった結果なので」と納得した表情を見せた宮里。現役としてラストとなる決勝ラウンドに向けては、「スコアも順位も(関係)ないというわけじゃないけど、無心で自分のゴルフがどこまでできるかというところが、明日はたぶんキーになるかなと思っている。最後まで自分らしくやれれば、自分の中で達成感は得られると思うし、そこをどう自分がコントロールできるのか楽しみ」と、いつも通りの前向きなコメントを残した。

この大会が引退試合ということもあり、普段よりもエネルギーを使っているのは間違いない。とはいえ、プロゴルファー宮里藍には、泣いても笑ってもあと1日、あと18ホールしか残されていない。「3日間になったので、あと1日ぐらいは大丈夫」と笑顔を見せた32歳に、“幸せなラスト”が訪れることを祈りたい。


<ゴルフ情報ALBA.Net>

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