F1第14戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント

9月17日(日)17時41分 AUTOSPORT web

 2017年F1第14戦シンガポールGP予選トップ10に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。


■スクーデリア・フェラーリ

セバスチャン・ベッテル 予選=1位


 昨日は笑えなかったけれど、今日は違う。チームに属しているときには互いを信じることが必要だということを、今回の結果が完璧に証明している。金曜日の僕らはごたついていたが、チームが長時間にわたって作業にあたってくれた。本当に感謝している。皆が夜通し働いて、朝食の時間になるころにやっと寝るような感じだった。一方でファクトリーではシャルル・ルクレールがシミュレーターに乗り込み、他のスタッフがデータを解析するといった具合だった。昨日は競争力が足りず、答えを見失っていたみたいだったんだ。


 予選の序盤は自分の仕事をこなすことだけを考えていた。そしてQ3で攻めた。それがうまくいってすごくうれしいよ。


 僕らにとっては今日、なんとか調子を上げることが重要だった。いつだって良い一日を過ごしたいと思っているから、調子の悪い日があったら、風向きを変えて良いものにしようと努力する。   

2017年F1第14戦シンガポールGP セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド
 

 昨日は学びがあったので、僕らにとって重要な一日だったと思う。厳しい教訓ではあったもののマシンへの理解を深めることができたし、路面の進化も味方してくれた。いまではマシンが何を必要としているかについて、前よりもはっきりわかっていると思う。学ぶべきことはいつでもあるのだから、昨日が難しい日だったのはいいことだったと思っている。ポールポジションはどんなときも助けになるので今日の結果はうれしいね。けれどもレースは明日だ。何が起きるか見ていこう。   


■レッドブル・レーシング

マックス・フェルスタッペン 予選=2位


 週末を通してうまく改善を積み重ねていくことができている。どんどん速くなってきたし、いいリズムを見つけることができた。2位というのは本当に良い結果だよ。


 他が昨日やFP3よりも改善してくるだろうと予測していたので、良いラップを走るために少しだけリスクを取った。最終セクターではもう少しタイムを縮める余地があったと思うけど、全体的にはマシンと自分のパフォーマンスにとても満足している。


 予選でのセッティングは今シーズンのなかでもバランスの面でベストだったので、それはとてもポジティブな要素だ。


 この自己最速タイムは、僕にとってはほぼ精いっぱいのものだった。セバスチャン(・ベッテル)は、それよりもっと良いラップを走ったというだけのことだ。レースペースは良いので明日はチャンスがあるだろうけど、フェラーリもかなり調子を上げてきたね。


 スタートが重要になるし、セーフティカーが何度か出れば、それが結果に影響するだろう。


■レッドブル・レーシング

ダニエル・リカルド 予選=3位


 今日はポールポジションを獲得できると本気で思っていたから、正直に言うと少しがっかりしているんだ。セブ(ベッテル)の最後のラップは強力で、僕らはそういう走りができなかった。僕らもQ3でのペースは良かったが、彼(ベッテル)はタイムのほとんどを最初のセクターで稼いでいたようだ。他にどんなことをすれば対抗できたのか、本当にわからないよ。


 明日はうまくスタートを切れれば、戦略を通して彼にプレッシャーをかけられるだろう。今回は優勝のチャンスがあると、いまでも思っている。市街地コースと、ウォールへのアプローチをブラッシュアップするといったチャレンジを楽しんでいるよ。明日は2時間そういうラップを重ねていき、その間も集中力を保てると思う。このレースをものにしたいと心から思っている。その気持ちが勝利へと導いてくれるだろう。


 今日は負けを認めよう。でも明日にはまだ大きなチャンスがある。

2017年F1第14戦シンガポールGP ダニエル・リカルド、セバスチャン・ベッテル


■スクーデリア・フェラーリ

キミ・ライコネン 予選=4位


 昨日から難しい状況が続いていて、今日も簡単ではなかった。コース全体にわたってドライビングが困難で、速く走ることも、マシンを思うような位置にもっていくことも難しかった。ただし、いくつかのセクターでは他よりも競争力が高いこともあった。


 予選は昨日やFP3と比べればマシだったが、気持ちよくプッシュできるという状態からはかけ離れていたね。いいラップを走るために奮闘し続けたけれど、ミスを犯してタイムを失いやすい状況だった。4位というのは理想的な結果ではないが、これまで苦労していたことを考えれば受け入れられる。もっと悪い結果になっていたことだってあり得るんだ。 


 少なくとも明日に向けてチャンスを確保することはできたわけだし、少しの運に恵まれればポジションをいくつか稼ぐこともできる。新しい一日として挑むよ。最近はスタートがうまくいっているので、なんとかポジションを上げられるようやってみて、その結果、どの位置で終われるかを見てみるよ。 


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム

ルイス・ハミルトン 予選=5位


 シンガポールでは僕らは毎年、比較的苦戦するんだ。だからここに来たときから油断はできないとわかっていた。レッドブルは速いと思っていたけれど、フェラーリがこれほど強いとは予想していなかった。


 今日はすべてを出し切ったが、これ以上をマシンから引き出すことはできなかった。一滴残らず絞り出したよ。ポイントを得られるのは今日ではないので、明日最高の仕事をすることに集中し、希望を捨てずにいよう。

2017年F1第14戦シンガポールGP ルイス・ハミルトン


 けれどもここはオーバーテイクがひどくしづらいサーキットだから、厳しいレースになる。良いスタートを切って、少なくとも1台は抜けるように努力しなければ。セバスチャン(・ベッテル)の隣に(マックス・)フェルスタッペンがいるから、スタートでは何が起きてもおかしくないよ。    


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム

バルテリ・ボッタス 予選=6位


 ここまでは僕らにとって難しい週末になっている。ここでの僕らの速さが3番目であることは明白で、それでは十分とは言えない。マシンのセッティングを追求し、昨日と今日で大きな変更を加えたが、最適なセッティングは探り出せずにいるんだ。いまの僕らのセッティングではうまくドライビングができないことは、ラップタイムを見えてもらえればわかる。 

  

 レッドブルとフェラーリに大きな差をつけられてしまったことに少し驚いている。2週間前はモンツァで素晴らしい週末を過ごしたというのに、いまは苦労しているんだ。今日の結果は、こういったコースでダウンフォースとメカニカルグリップを十分に得られないという僕らの問題が、まだ続いていることを強調するものだ。この領域での取り組みが必要なことは、はっきりしている。

 

 ペースだけを考えれば、明日、表彰台を獲得できるレベルではないことはわかっている。クリーンなレース、良い戦略、そして少しの運が必要だ。  


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム

ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7位


 今週末は強力なパッケージを手にしている。今日の予選ではマクラーレンと良いバトルができた。最後のラップまでは彼らが優勢だったけど、最後の最後に僕は本当に良いラップを走ることができた。


 7番手からスタートできることにはとても満足している。チームはすごく頑張ってくれたよ。良いレースが走れるよう、皆が最高のチャンスを与えてくれたんだ。


(予選7位は)僕らの世界ではポールポジションに等しい。トップチームのすぐ下の位置だからね。だからすごく満足だ。


 シンガポールGPが予測不可能なものであることはわかっている。何が起きてもおかしくないから、しっかりと準備をして、レースの最初から最後まで気を抜かずに走らなければならない。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム

フェルナンド・アロンソ 予選=8位


 2台揃ってQ3に進むという最初の目標を達成できたから、仕事の半分は成し遂げたということだ。ふたつめの目標は明日、2台揃ってポイント圏内に入ることだ。このスターティングポイントからならそれは可能だと思っている。


 このサーキットではレースペースは予想しづらく、常に未知の部分が残る。昨日のロングランでは十分な長さを走っていないしね。また、ここはオーバーテイクしづらいサーキットだから、ポジションは1周目の後にほぼ決まってしまうだろう。

2017年F1第14戦シンガポールGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)


 したがっていいスタートをして、ターン1をクリーンに抜けていく必要がある。その後は集中して走り、ミスは絶対しないよう心がける。過酷なレースだけれど、何ポイントか持ち帰りたい。


 レースペースの面で上位6台とのギャップはあまりにも大きい。だから僕らの目標はこのポジションを守ることで、できれば7位に上がりたい。


 明日、任務をやり遂げることができるといいね。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム

ストフェル・バンドーン 予選=9位


 今回は2台揃ってQ3に進めると予想していた。それを実現することができたね。


 Q1とQ2ではいいペースを発揮していたけれど、Q3ではライバルたちと比較するとタイムのあと少しの向上がなかったと思う。それでもチーム全体が堅実な努力をし、スムーズに仕事を進めていった。 

  

 今日はいい足掛かりができたが、肝心なのは明日だ。決勝中にたくさんセーフティカーが出ることに期待するよ。いずれにしても今週末をいい形で締めくくることができると思っている。

2017年F1第14戦シンガポールGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)


■スクーデリア・トロロッソ

カルロス・サインツJr. 予選=10位


 Q3に進出できてとてもうれしいよ! 本当のことを言うと、昨日のFP2と今日のFP3ではそれほど競争力があるようには見えなくて、Q3は厳しいものになると思っていた。けれども最終的には良いラップをまとめ上げることができた。予選でペースを取り戻せて、すごく満足だ!


 ここからはレースのことを考える必要がある。きっと簡単にはいかないだろうからね。不運なことに直近のライバルたちがここでは僕らよりもかなり良い状態なので、明日はどちらかと言うとミラーを見ながらの守りのレースになるだろう。けれども意気込みはあるし、このポジションを守るためにベストを尽くすよ。


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