巨人・中田 一軍復帰へ「みこしを担いでこそ完全復活」 その意味は

9月17日(金)12時2分 ココカラネクスト

 巨人・中田翔内野手(32)が二軍で好調を維持している。16日のイースタン・リーグ楽天戦(ジャイアンツ球場)に「4番・DH」で出場。3回に涌井のフォークを捉え左中間へ2試合連続となる2ランを放つと、5回にも内間の直球をバックスクリーン左へ。2打席連続アーチをかけた。


 
 これで降格後は5戦4発、打率6割1分1厘と大爆発。昨年のパ・リーグ打点王は強打者としてプライドをしっかり示し、最短で21日の広島戦から一軍合流の見込みも出てきた。

 そして再合流となったら、今度こそと期待されていることがある。本気の「みこし担ぎ」だ。

 巨人は後半戦から、本拠地で勝ったときのヒーローインタビューで原監督が掲げたスローガン「わっしょいベースボール」にちなんで作られた「特製ジャイアンツみこし」をかつぐことが恒例。また、ホームランを打った選手をベンチで出迎える際のセレブレーションでも「みこし担ぎポーズ」で祝福する。「ジャイアンツの一員」「チームの結束」を示す重要な動作だ。

 中田は先月20日に移籍後、22日のDeNA戦で「巨人1号」をマークしているが、その試合は引き分けに終わり、ヒーローインタビューは行われていない。さらに本塁打を打った選手を迎える際にも「中田が(みこしを)担ぐポーズがテレビに映らない」(球界関係者)とも指摘されていた。

 そんな中田に対しては「やはり移籍してきた経緯もあり、不振もあってかベンチでは暗い表情が目立っていた。それだけにお立ち台に上がるような結果を残し、満面の笑みで『みこし』をかつげば、チームに一体感も生まれる」(前出関係者)と効用を指摘する。

 後半戦から突如始まったみこし担ぎポーズに関して、選手によっては恥ずかしさを表情に出す選手もいる。

 「正直、選手にとっては恥ずかしさもあると思う。坂本はキャプテンの責任感を示し満面の笑みで行っている一方で、岡本は無表情。でも、それでいい。こういう儀式というのは照れもあるが、その姿を見ることでファンはうれしくなるもの。中田もみこしを担いで初めて、ジャイアンツファンに認められるのではないか」(同)

 同僚への暴力行為を起こし、移籍となった中田に対する目は今だ厳しい。二軍でどれだけ打ってもネット上では「一軍で打てない選手が二軍で打つのはよくある」など冷ややかな意見も見受けられる。

 中田自身、今回の事件を起こしたことで、自分に向けられる目の厳しさは自覚している。それでも働く場所を与えてくれた巨人軍、原監督には結果を残すことで恩返しするしかない。

 悪名は無名に勝るという言葉もある。ひっそりとおとなしくシーズンを終わるより、打って打って打ちまくって—。逆転優勝の使者となり、みこしを担ぎまくることが中田が巨人の一員として生き残る道となるはずだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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