香川真司、リーグ戦も先発へ。特長いかせるケルン戦、求められる決定的な仕事

9月17日(日)10時37分 フットボールチャンネル

 ボルシア・ドルトムントは現地時間17日、ケルンをホームに迎える。ともに欧州で戦ったあとの国内リーグ。調子を上げてきた香川真司には、決定的な場所での仕事が求められる。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

欧州で感じた課題が問われるケルン戦

 連敗を避けられるか。9月20日に行われたチャンピオンズリーグ、グループHの第1戦で、トッテナムに1-3で完敗したボルシア・ドルトムント。同試合で香川真司は今季初先発し、1アシストを記録した。試合後には「サッカーは90分のスポーツですから」と前置きした上で、「そういう意味では後半、ちょっと課題が出た」と語っている。

「プレースピードも含めて選手の距離感も含めて、あとは少しミスが増えたりして、相手にカウンターからね、流れを作られていたのかなあと」

 17日のブンデスリーガ第4節、対1.FCケルン戦では、そのスパーズ戦の後半で出た「課題」が問われることになりそうだ。15日の会見でピーター・ボス監督は、対戦相手のケルンを警戒。次のように述べている。

「彼らは今シーズン、良いスタートを切れなかった。だがアーセナルに対して高いクオリティを持っていることを見せている」

 ケルンは14日にヨーロッパリーグの初戦でアーセナルと対戦。最終的にはガナーズに押し切られて1-3で敗れたが、しっかりとした守備からカウンターで良い流れを作り、ジョン・コルドバのゴールで先制に成功。コロンビア人FWのゴールはラッキーパンチだったかもしれないが、前半は1-0で折り返している。

 中2日で挑んでくるケルン。コンディション的には難しいかもしれない。しかし、だからこそ、固い守備からのカウンターでBVBを苦しめようとするのではないか。ドルトムントとすれば、スパーズ戦で崩れた守備のバランスを取り戻し、勝ち切って連敗を避けたいところだ。

ファイナルサードで違いを作れるか

 ケルン戦で香川は、引き続き先発なのではないか。トッテナム戦では、アンドリー・ヤルモレンコへのアシストの場面もさることながら、トップ下のポジションで“違い”を作り出し、チャンスを演出している。そして「ラスト3分の1のところでの精度はもっと上げていきたい」と語っていたが、狭いスペースでどれだけボールを呼び込んで、受けるかという個人的な課題にトライする意味でも、ケルンは格好の相手と言えそうだ。

 また、スパーズを相手に66分で途中交代となった香川は、「後半の質であったり、ゲーム体力も含めて、僕自身は個人的に上げていかなきゃいけない」とも語ったが、見方を変えれば、段階を踏んで確実に出場時間を延ばしている。ケルン戦では、もう少し長くプレーできるのではないか。

 他のメンバーに目を向けると、マリオ・ゲッツェがケルン戦では欠場となるかもしれない。背番号10は、トッテナム戦でヤン・フェルトンゲンの左腕で強打を受け、あごを負傷した。会見でボス監督が話すところでは、15日の時点で、次戦の出場は不透明とのことである。メンバーの中では比較的香川と同タイプのゲッツェの状態を考えても、やはり背番号23はケルン戦で先発なのだろう。

 出場となれば、「ラスト3分の1のところ」でどんどんチャンスを演出するのはもちろんのこと、シュートの場面も増やしていきたい。ドルトムントは14/15シーズン以来、ケルン戦で白星を付けていない。そろそろ勝利を手繰り寄せたいところである。

(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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