宮里藍、予選通過確実も悲願のメジャー初制覇は厳しく…最後のラウンドは「自分らしく」

9月17日(日)6時56分 スポーツ報知


◆米女子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦エビアン選手権第3日(16日、フランス・エビアンリゾートGC=6479ヤード、パー71)

 【エビアン(フランス)16日=高橋宏磁】8位で出た09、11年大会覇者で現役最終戦の宮里藍(32)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算1アンダーとした。2年ぶりの予選突破は確実としたが、悲願のメジャー初制覇は厳しくなった。10番から出た上原彩子(33)=モスバーガー=は5番までの14ホールで6バーディー、2ボギーで7アンダーまで伸ばした。16位で出て73で回った野村敏京(24)=フリー=は、イーブンパーで終えた。

 風光明媚(めいび)なレマン湖のほとりで、藍は懸命にメジャー制覇の夢を追った。首位と5打差で臨んだ第2Rは序盤にスコアを落として73。ホールアウト時点で首位とは8差に開き、優勝は絶望的となり「いい位置で伸ばしたい気持ちが強くて。気持ちが少し入り過ぎていた」と悔やんだ。

 好天に恵まれた土曜日。ドイツやフランス、日本などから約50人の日本人ギャラリーが応援に詰めかけた。藍の最後の雄姿をおさめようと、ティーグラウンドやグリーン周りでスマホで撮影の嵐。だが、これが藍のリズムを狂わせた。「気持ちよくリズムが取れていないのが、要所で出てしまった」。1番のグリーン奥からのアプローチを打つ直前、携帯のシャッター音が響いた。藍は仕切り直しを余儀なくされてボギー発進。3番の4打目のアプローチの直前にもシャッター音。仕切り直したが、2メートルショートしてダブルボギー。

 それでも諦めない。世界ランク1位に上り詰めた小技で食い下がった。5番で2・5メートルを沈めて初バーディー。大歓声の中で右拳を何度も揺らすと、7番で1メートルを沈めて伸ばした。13番ではグリーン手前花道からチップインバーディー。16番ではグリーン上で、大きなマウンドを越すためにウェッジで25ヤードを転がして1・5メートルに寄せてスーパーパー。得意の小技で喝采を浴び続けた。17日は荒天予報。「明日はアンダーパーで終わりたい。自分らしく1ホール、1ホール丁寧にプレーしたい」。現役最後のラウンドは、持ち前の明るい笑顔で締めくくる。

スポーツ報知

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