【広島】26年ぶり本拠Vピンチ…緒方監督「ここで決めたかった」

9月17日(日)6時3分 スポーツ報知

9回2死一、三塁、代打・エルドレッドが三振に倒れ試合終了。優勝はお預けとなった(カメラ・二川 雅年)

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◆広島4—5ヤクルト(16日・マツダスタジアム)

 マジック1で37年ぶりリーグ連覇に王手をかけていた広島は、ヤクルトにまさかの逆転負けで優勝決定は17日以降に持ち越しとなった。4回までに3点のリードを奪いながら終盤にひっくり返された。この日は雨の影響で試合開始が30分遅れた。ヤクルト戦(マツダ)が行われる17日は、台風18号の接近により広島は天候大荒れの予想。開催が危ぶまれている。

 最高潮に達したVへの期待は、急速にしぼんだ。1点を追う9回2死一、三塁で代打・エルドレッドが中途半端なスイングで空振り三振。台風の影響で雨予報にもかかわらず、集まった今季最多3万2336人の鯉党から悲鳴とため息が入り交じった何とも言えない声がもれた。本拠地胴上げがお預け。緒方監督は「ファンも我々も、今日ここで勝って決めたかった。残念だね」と悔しがった。

 まさかの逆転負けだ。3回に丸の右前2点打で先制し、4回にも新井の9号ソロなどで2点を追加する理想的な展開。しかし、先発・薮田が粘れなかった。7回、大松に同点の2点適時打を浴びて降板。8回には今村が1死から、安打と連続四球で満塁のピンチを作ると、奥村に決勝の中犠飛を打たれた。41度の逆転勝ちを誇るチームが、3点リードを守りきれなかった。

 これが目に見えないVへの重圧だろうか。リーグトップ67試合目の登板で5敗目を喫した今村は「ちょっとストライクが入らなかった。簡単にはいかないだろうと思っていました」と力なく振り返れば、リーグトップに並ぶ15勝目を逃した薮田も「これも野球なので次、頑張ります。いい経験になったので。また次、頑張ります」と懸命に前を向いた。

 17日もマツダでヤクルト戦(13時半開始)だが、台風18号が午後に広島を直撃することが予想されている。中止になれば、18日は甲子園での阪神戦となるだけに、26年ぶりの本拠地胴上げを逃す可能性も出てくる。指揮官は「天気だけはしょうがない。台風が来るかもわからないし(現時点で)中止とも聞いていない。準備していきたい」と一縷(いちる)の望みにかけた。(角野 敬介)

スポーツ報知

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