久保建英を後半投入も…ソシエダ3戦連続無得点で4試合未勝利 浅野は63分から途中出場で今季ホーム初勝利

2024年9月18日(水)3時58分 サッカーキング

久保建英と浅野拓磨[写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第7節前倒し分が17日に行われ、マジョルカとレアル・ソシエダが『ソン・モイシュ』で対戦した。

 ホームのマジョルカは前節、日本代表FW浅野拓磨が相手のオウンゴールを誘発して同点に追いついたものの、その後トニ・ラトが退場し、終了間際に失点を喫して敗戦。ここまで1勝2分2敗の勝ち点5となっている。一方、アウェイのソシエダは、日本代表MF久保建英のスーパーゴールで勝利した第2節エスパニョール戦以外に勝利がなく、前節もレアル・マドリードに0−2で完敗。1勝1分3敗の勝ち点4と苦しいスタートになった。

 浅野と久保は、3日前に行われた第5節で先発出場していたこともあり、この試合は両者ともにベンチスタートになった。

 試合が動いたのは32分だった。マジョルカMFサム・コスタがペナルティエリア内からクロスを入れると、ソシエダFWアンデル・バレネチェアの手に当たり、オンフィールドレビューの結果、バレネチェアのハンドが取られた。このPKをFWアブドン・プラツが冷静に決めて、今季初ゴールをマーク。マジョルカが先制に成功する。

 ビハインドを負ったソシエダは後半開始から久保を投入した。一方、マジョルカは57分にMFセルジ・ダルデルのクロスにFWサイル・ラリンがヘディングシュートし、ゴールネットを揺らす。しかし、これはわずかにオフサイドとなり、得点は認められなかった。

 久保は58分にペナルティエリア内へ侵入して鋭いシュートを放つ場面もあったが、なかなかいい形でボールを受けることができない。ソシエダはチームとしての機能性を欠き、得点を奪うことはできなかった。一方、マジョルカは63分にFWベダト・ムリキと浅野を同時投入した。

 拮抗した展開のまま、試合は最後まで動かず。アブドン・プラツのPKが決勝点となり、マジョルカが今季2勝目を挙げ、敗れたソシエダはリーグ戦2連敗、3試合無得点、4試合未勝利となった。

【スコア】
マジョルカ 1−0 レアル・ソシエダ

【得点者】
1−0 36分 アブドン・プラツ(PK/マジョルカ)

サッカーキング

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