ローズSで今年も100万馬券が飛び出すか。高配当をもたらすのは末脚確かな2頭

9月18日(土)6時30分 Sportiva

 GI秋華賞(10月17日/阪神・芝2000m)の前哨戦、GIIローズS(中京・芝2000m)が9月19日に行なわれる。

 3歳「牝馬三冠」最後の一冠に向けての"王道"となるステップレースとあって、過去10年で1番人気は5勝、2着1回とまずまずの成績を残している。しかしその一方で、7番人気以下の伏兵が馬券圏内(3着以内)に突っ込んでくることも多く、3連単では10万円超えの配当が過去10年で7度も生まれている。

◆ローズSで狙えるタイプとは?

 そのうち、京都競馬場の改修工事による影響で、本来の阪神競馬場(芝1800m)ではなく中京競馬場(芝2000m)で行なわれた昨年は、100万円超えの高配当をつけた。そして、今年も昨年と同じ舞台で行なわれるため、再び波乱ムードが漂っている。

 そうした状況にあって、日刊スポーツの太田尚樹記者も「荒れる」ことを想定してこんな見解を示す。

「今年は、GIオークス(5月23日/東京・芝2400m)の上位3頭が不在。そのうえ、2勝クラスの馬が過半数を占めているため、各々未対戦の馬が多く、能力比較が非常に難しい一戦です。ただ逆に言えば、うまく力関係を見極められれば、高配当にありつけるはずです。

 昨年は同じ中京開催で、ふた桁人気の追い込み馬が2、3着に入って、3連単では配当100万円超えという大荒れとなりました。今年も開幕週から差しが決まっており、後方待機組に注目したいと思っています」


ローズSでの大駆けが見込まれているタガノディアーナ
 そこで、太田記者が穴馬候補に挙げたのは、タガノディアーナ(牝3歳)だ。

「前走の2勝クラス・糸魚川特別(7月25日/新潟・芝1800m)は、のちにGI馬となるレイパパレが昨年勝ったレース。今年も2勝クラスとしては、ハイレベルの一戦となりました。現に上位5頭のうち4頭が重賞での好走歴がある馬たちでしたから。

 そのレースで、タガノディアーナは直線で外からブロックされる不利を受けながら、出色の伸び脚を披露。勝ったランドオブリバティに半馬身差まで迫る2着と奮闘しました。

 もともと素質の高い馬で、GIIチューリップ賞(3月6日/阪神・芝1600m)では、前残りの展開のなか、メンバー最速タイの上がりをマーク。勝ち馬からコンマ1秒差の4着という結果を残しています。

 1週前の追い切りでは、坂路で4ハロン51秒4の自己ベストを記録して快調。今の中京の馬場も歓迎のクチで、持っている素質を生かせれば、ここは勝ち負けになると見込んでいます」

 太田記者はもう1頭、夏の小倉で未勝利戦(7月3日/小倉・芝2000m)、1勝クラスの都井岬特別(8月21日/小倉・芝2000m)と連勝を飾ってきたイリマ(牝3歳)を推奨する。

「未勝利戦をなかなか勝てずにいましたが、夏の小倉の2000m戦で2連勝。2走前は高速馬場で1分57秒5、前走は少し時計がかかる馬場で1分59秒6という好タイムをマークし、異なる馬場状態でともに圧勝しているのは充実の証でしょう。

 今や、すっかり殻を破った印象があり、同馬を管理する高橋亮調教師はその要因について『体質が強くなった』と説明しています。スパッとした切れ味ではなく、グイグイと伸びてくるあの末脚を見ると、広い中京へとコースが替わるのもプラスに働くのではないでしょうか」

 波乱必至の3歳牝馬重賞。今年はここに挙げた2頭が高配当をもたらしてくれるかもしれない。


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