「上田綺世が鹿島残留だったら…」J1得点王争いに元日本代表「面白くない」

2022年9月19日(月)9時39分 FOOTBALL TRIBE

上田綺世 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ所属の各クラブは、残り4,5試合とシーズン終盤を迎えている。その中、かつてジュビロ磐田でプレーしていた元日本代表FWカレン・ロバート(37)が、J1リーグの得点王争いに言及した。


 今季のJ1リーグ得点ランキングでは、清水エスパルス所属FWチアゴ・サンタナ(29)が12ゴールでトップに立っている。また2位にはFC東京所属FWアダイウトン(31)、横浜F・マリノス所属FWレオ・セアラ(27)、川崎フロンターレ所属FW家長昭博(36)、それに鹿島アントラーズを退団した日本代表FW上田綺世(23)が10ゴールで並んでいる。


 北京五輪アジア予選出場経験を持つカレン・ロバートは18日、自身のツイッターアカウントを更新。「J1の得点ランキングトップが残り4~5試合を残して12点ってなかなか危機的な状況。日本人トップは10点」とJリーグ所属ストライカーのレベル低下を危惧。


 「私の時代よりみんなうまいけどゴールを取れないと言うかゴールに向かってない気が… ボールを奪われないことは大事だけどもっと縦パスさせぇ〜、ドリブルしてぇ〜」と、自身がジュビロ磐田に在籍していた2000年代と比較した上で「正直見てて面白くない」と切り捨てている。


 このカレン・ロバートの投稿に対しては、「5人交代制の影響ありそう」、「純粋な点取り屋が育ちにくい状況になった」といった声があがっているほか、「昔よりゴールに向かってないとは思わない」という声も上がっている。


 くわえて「上田綺世がいないから」、「上田綺世が鹿島に残っていたら違う結果になった」という意見も。今年7月に鹿島アントラーズからベルギー1部サークル・ブルッヘへ完全移籍した上田綺世に、J1得点王に輝く可能性があったいう指摘も寄せられている。


 なおカレン・ロバートはジュビロ磐田在籍時の2005シーズンに、J1リーグで13ゴールをマーク。2010年以降はオランダ1部VVVフェンローやタイ1部スパンブリーFCなど海外クラブを渡り歩き、2019年から千葉県社会人サッカーリーグの房総ローヴァーズ木更津FCでプレーしている。


==========


・J1リーグ直近10シーズンの得点王(括弧内はゴール数)


2012 佐藤寿人:サンフレッチェ広島(22)


2013 大久保嘉人:川崎フロンターレ(26)


2014 大久保嘉人:川崎フロンターレ(18)


2015 大久保嘉人:川崎フロンターレ(23)


2016 レアンドロ:ヴィッセル神戸、ピーター・ウタカ:サンフレッチェ広島(19)


2017 小林悠:川崎フロンターレ(23)


2018 ジョー:名古屋グランパス(24)


2019 仲川輝人:横浜F・マリノス、マルコス・ジュニオール:横浜F・マリノス(15)


2020 マイケル・オルンガ:柏レイソル(28)


2021 レアンドロ・ダミアン:川崎フロンターレ、前田大然:横浜F・マリノス(23)


==========

FOOTBALL TRIBE

「上田綺世」をもっと詳しく

「上田綺世」のニュース

「上田綺世」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ