今季CL“大会第1号”のゴールを奪ったメッシ…過去のファーストスコアラーたちは?
2018年9月19日(水)18時37分 サッカーキング
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が18日に行われ、バルセロナはホームでPSVに4−0で勝利した。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、先制点を叩き出した。32分にペナルティエリア手前中央でのFKを直接狙うと、左足から放たれたシュートはゴール右隅に突き刺さった。記念すべき今大会第1号の得点であり、同選手はキャリアで初の偉業を達成した。
では、過去に大会第1号を記録した選手は誰なのか。サッカーのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン=タマヨ氏が自身のツイッターで明らかにしている。なお同氏によると、大会第1号を記録した選手の所属するクラブはそのシーズン、必ず優勝を逃しているという。果たして、メッシは悪しきジンクスを打ち破ることができるのか。今後の戦いぶりにも注目が集まる。
以下、括弧内は「当時の所属クラブ/国籍」。
■2017−18
セイドゥ・ドゥンビア(スポルティング/コートジボワール)
かつて柏レイソルでもプレーしたドゥンビアは、2017年9月12日に行われたオリンピアコス戦で、開始2分に大会第1号となるゴールを決めた。
■2016−17
エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/ウルグアイ)
2016年9月13日に行われたアーセナル戦で、開始42秒に先制ゴールをマーク。前シーズンのアンヘル・ディ・マリアに続いて、パリ・サンジェルマンの選手が2年連続の“大会第1号”となるゴールを挙げた。
■2015−16
アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン)
2015年9月15日に行われたマルメ戦で、開始4分に大会第1号となるゴールを叩き出した。
■2014−15
フッキ(ゼニト/ブラジル)
かつては川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍し、Jリーグでプレーしていたフッキが、2014年9月16日に行われたベンフィカ戦で、大会第1号となるゴールを記録した。
■2013−14
ダヴィド・アラバ(バイエルン/オーストリア)
バイエルンは前シーズンにCLを含む3冠を達成。ジョゼップ・グアルディオラ新監督の下で臨んだCSKAモスクワとの大会初戦で先制ゴールを挙げたのがアラバだった。
■2012−13
イスコ(マラガ/スペイン)
2012年9月18日にゼニトを迎えて行われたホームゲームは、マラガにとってのCLデビュー戦だった。現在レアル・マドリードで活躍するイスコが、そこで記念すべき“大会第1号”を挙げた。最終的にマラガはベスト8進出と大躍進を果たした。
■2011−12
パト(ミラン/ブラジル)
2011年9月13日に行われたバルセロナとの大会初戦。パトは前年度の欧州王者相手に開始24秒で先制点を挙げてみせた。当時、CL史上5番目に早いゴールだった。
■2010−11
ペトリ・パサネン(ブレーメン/フィンランド)
同シーズンの大会第1号ゴールは、ブレーメンでプレーしていた元フィンランド代表DFパサネンが挙げた。ただし、彼が揺らしたゴールネットは自陣の方だった。相手トッテナムに先制点を献上してしまった。
■2009−10
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/ポルトガル)
2009年夏にマンチェスター・Uからレアル・マドリードへ移籍を果たしたC・ロナウドは、チューリッヒとのCL初戦で2得点をマーク。そのうち27分に挙げた先制ゴールが、記念すべき“大会第1号”だった。
■2008−09
セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリード/アルゼンチン)
元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランと2トップを組んだアグエロは、PSVとの大会初戦で2得点を挙げて3−0の快勝に貢献。9分に挙げた“大会第1号”は、自身にとってのCL初ゴールでもあった。
■2007−08
ブランドン(シャフタール/ブラジル)
2007年9月18日に行われたセルティック戦、開始5分に大会第1号となる先制ゴールをマークした。なお、同じピッチには元日本代表MF中村俊輔が立っていた。
■2006−07
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)
現在、ヴィッセル神戸でプレーするイニエスタも、CLの大会第1号ゴールを挙げた選手の一人。2006年9月12日に行われたレフスキ・ソフィア戦で、左ウイングとして先発を果たすと、開始7分に先制ゴールをマークした。
■2005−06
フローラン・シナマ・ポンゴル(リヴァプール/フランス)
数カ月前にイスタンブールで欧州王者に輝いたリヴァプールは、CL初出場となったベティスとGS初戦で対戦。開始2分に“大会第1号”となる先制点を挙げたのは、シナマ・ポンゴルだった。
■2004−05
ビセンテ・ロドリゲス(バレンシア/スペイン)
2004年9月14日にアンデルレヒトと対戦すると、開始16分に大会第1号となるゴールを挙げた。
■2003−04
ミカエル・シルヴェストル(マンチェスター・U/フランス)
2003年9月16日、オールド・トラッフォードにパナシナイコスを迎えた一戦で、大会第1号ゴールを挙げたのは意外にもDFシルヴェストルだった。
■2002−03
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(アヤックス/スウェーデン)
当時20歳のイブラヒモヴィッチは、2002年9月17日のリヨン戦で2得点を挙げるなど鮮烈なCLデビューを果たした。さらに11分に挙げた先制点が“大会第1号”となるオマケ付きだった。
■2001−02
マルク・ヘンドリクス(アンデルレヒト/ベルギー)
1999年にはベルギー代表の一員として日本代表戦にも出場したヘンドリクスが、2001年9月11日に行われたロコモティフ・モスクワ戦の開始15分に大会第1号となるゴールを決めた。
■2000−01
イェーゴリ・チトフ(スパルタク・モスクワ/ロシア)
チトフはロシアの名門スパルタク・モスクワで400試合以上に出場。2000年9月12日、レヴァークーゼン相手に大会第1号となるゴールを挙げたCLの一戦は一生の思い出となっているはずだ。
■1999−00
ロベール・ピレス(マルセイユ/フランス)
アーセナルやビジャレアルでもCLに出場したピレスは、1999年9月14日に行われたシュトゥルム・グラーツ戦で、マルセイユの一員として開始9分に大会第1号となるゴールをマークした。
■1998−99
ホセバ・エチェベリア(アスレティック・ビルバオ/スペイン)
アスレティック・ビルバオで500試合以上に出場したレジェンドは、1998年9月16日に行われたローゼンボリ戦で開始7分に先制点をマーク。“大会第1号”の歴史に名を連ねた。
■1997−98
アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユヴェントス/イタリア)
イタリアが誇るファンタジスタは、1997年9月17日のフェイエノールト戦で開始3分に大会第1号となる先制ゴールを挙げた。その後、ユヴェントスは決勝まで駒を進めたが、レアル・マドリードに敗れて2年連続の準優勝に終わった。
■1996−97
ヤリ・リトマネン(アヤックス/フィンランド)
フィンランドが生んだ天才MFは、アヤックスに所属していた1996年9月11日のオセール戦でCLの大会第1号となるゴールを挙げた。
■1995−96
アンドレアス・メラー(ドルトムント/ドイツ)
ドルトムントは同シーズン、CL優勝を飾るユヴェントスと大会初戦で対戦。開始1分に電光石火の先制ゴールを決めたのが、ドイツ屈指のゲームメイカーとして知られたメラーだった。
■1994−95
ニコライ・ピサレフ(スパルタク・モスクワ/ロシア)
1994−95シーズンはアヤックスがミランを1−0で下してCL優勝を果たした。同大会第1号となるゴールを挙げたのが、当時スパルタク・モスクワでプレーしていたFWピサレフだった。
■1993−94
ドミンゴス・パシエンシア(ポルト/ポルトガル)
1993年11月24日、ブレーメンをホームに迎えて行われたCL初戦で、開始7分に大会第1号となるゴールを挙げたのがパシエンシアだった。
■1992−93
ダニエル・アモカチ(クラブ・ブルージュ/ナイジェリア)
1992−93シーズンに大会名が現行の「チャンピオンズリーグ」へと改称された。記念すべき“大会第1号”を叩き出したのが、「ザ・ブル(The Bull/雄牛)」の愛称で親しまれたアモカチだった。1992年11月25日のCSKAモスクワ戦、本拠地ヤン・ブレイデルスタディオンで、開始17分にそのゴールは生まれた。
(記事/Footmedia)
では、過去に大会第1号を記録した選手は誰なのか。サッカーのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン=タマヨ氏が自身のツイッターで明らかにしている。なお同氏によると、大会第1号を記録した選手の所属するクラブはそのシーズン、必ず優勝を逃しているという。果たして、メッシは悪しきジンクスを打ち破ることができるのか。今後の戦いぶりにも注目が集まる。
以下、括弧内は「当時の所属クラブ/国籍」。
■2017−18
セイドゥ・ドゥンビア(スポルティング/コートジボワール)
かつて柏レイソルでもプレーしたドゥンビアは、2017年9月12日に行われたオリンピアコス戦で、開始2分に大会第1号となるゴールを決めた。
■2016−17
エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/ウルグアイ)
2016年9月13日に行われたアーセナル戦で、開始42秒に先制ゴールをマーク。前シーズンのアンヘル・ディ・マリアに続いて、パリ・サンジェルマンの選手が2年連続の“大会第1号”となるゴールを挙げた。
■2015−16
アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン)
2015年9月15日に行われたマルメ戦で、開始4分に大会第1号となるゴールを叩き出した。
■2014−15
フッキ(ゼニト/ブラジル)
かつては川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍し、Jリーグでプレーしていたフッキが、2014年9月16日に行われたベンフィカ戦で、大会第1号となるゴールを記録した。
■2013−14
ダヴィド・アラバ(バイエルン/オーストリア)
バイエルンは前シーズンにCLを含む3冠を達成。ジョゼップ・グアルディオラ新監督の下で臨んだCSKAモスクワとの大会初戦で先制ゴールを挙げたのがアラバだった。
■2012−13
イスコ(マラガ/スペイン)
2012年9月18日にゼニトを迎えて行われたホームゲームは、マラガにとってのCLデビュー戦だった。現在レアル・マドリードで活躍するイスコが、そこで記念すべき“大会第1号”を挙げた。最終的にマラガはベスト8進出と大躍進を果たした。
■2011−12
パト(ミラン/ブラジル)
2011年9月13日に行われたバルセロナとの大会初戦。パトは前年度の欧州王者相手に開始24秒で先制点を挙げてみせた。当時、CL史上5番目に早いゴールだった。
■2010−11
ペトリ・パサネン(ブレーメン/フィンランド)
同シーズンの大会第1号ゴールは、ブレーメンでプレーしていた元フィンランド代表DFパサネンが挙げた。ただし、彼が揺らしたゴールネットは自陣の方だった。相手トッテナムに先制点を献上してしまった。
■2009−10
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/ポルトガル)
2009年夏にマンチェスター・Uからレアル・マドリードへ移籍を果たしたC・ロナウドは、チューリッヒとのCL初戦で2得点をマーク。そのうち27分に挙げた先制ゴールが、記念すべき“大会第1号”だった。
■2008−09
セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリード/アルゼンチン)
元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランと2トップを組んだアグエロは、PSVとの大会初戦で2得点を挙げて3−0の快勝に貢献。9分に挙げた“大会第1号”は、自身にとってのCL初ゴールでもあった。
■2007−08
ブランドン(シャフタール/ブラジル)
2007年9月18日に行われたセルティック戦、開始5分に大会第1号となる先制ゴールをマークした。なお、同じピッチには元日本代表MF中村俊輔が立っていた。
■2006−07
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)
現在、ヴィッセル神戸でプレーするイニエスタも、CLの大会第1号ゴールを挙げた選手の一人。2006年9月12日に行われたレフスキ・ソフィア戦で、左ウイングとして先発を果たすと、開始7分に先制ゴールをマークした。
■2005−06
フローラン・シナマ・ポンゴル(リヴァプール/フランス)
数カ月前にイスタンブールで欧州王者に輝いたリヴァプールは、CL初出場となったベティスとGS初戦で対戦。開始2分に“大会第1号”となる先制点を挙げたのは、シナマ・ポンゴルだった。
■2004−05
ビセンテ・ロドリゲス(バレンシア/スペイン)
2004年9月14日にアンデルレヒトと対戦すると、開始16分に大会第1号となるゴールを挙げた。
■2003−04
ミカエル・シルヴェストル(マンチェスター・U/フランス)
2003年9月16日、オールド・トラッフォードにパナシナイコスを迎えた一戦で、大会第1号ゴールを挙げたのは意外にもDFシルヴェストルだった。
■2002−03
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(アヤックス/スウェーデン)
当時20歳のイブラヒモヴィッチは、2002年9月17日のリヨン戦で2得点を挙げるなど鮮烈なCLデビューを果たした。さらに11分に挙げた先制点が“大会第1号”となるオマケ付きだった。
■2001−02
マルク・ヘンドリクス(アンデルレヒト/ベルギー)
1999年にはベルギー代表の一員として日本代表戦にも出場したヘンドリクスが、2001年9月11日に行われたロコモティフ・モスクワ戦の開始15分に大会第1号となるゴールを決めた。
■2000−01
イェーゴリ・チトフ(スパルタク・モスクワ/ロシア)
チトフはロシアの名門スパルタク・モスクワで400試合以上に出場。2000年9月12日、レヴァークーゼン相手に大会第1号となるゴールを挙げたCLの一戦は一生の思い出となっているはずだ。
■1999−00
ロベール・ピレス(マルセイユ/フランス)
アーセナルやビジャレアルでもCLに出場したピレスは、1999年9月14日に行われたシュトゥルム・グラーツ戦で、マルセイユの一員として開始9分に大会第1号となるゴールをマークした。
■1998−99
ホセバ・エチェベリア(アスレティック・ビルバオ/スペイン)
アスレティック・ビルバオで500試合以上に出場したレジェンドは、1998年9月16日に行われたローゼンボリ戦で開始7分に先制点をマーク。“大会第1号”の歴史に名を連ねた。
■1997−98
アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユヴェントス/イタリア)
イタリアが誇るファンタジスタは、1997年9月17日のフェイエノールト戦で開始3分に大会第1号となる先制ゴールを挙げた。その後、ユヴェントスは決勝まで駒を進めたが、レアル・マドリードに敗れて2年連続の準優勝に終わった。
■1996−97
ヤリ・リトマネン(アヤックス/フィンランド)
フィンランドが生んだ天才MFは、アヤックスに所属していた1996年9月11日のオセール戦でCLの大会第1号となるゴールを挙げた。
■1995−96
アンドレアス・メラー(ドルトムント/ドイツ)
ドルトムントは同シーズン、CL優勝を飾るユヴェントスと大会初戦で対戦。開始1分に電光石火の先制ゴールを決めたのが、ドイツ屈指のゲームメイカーとして知られたメラーだった。
■1994−95
ニコライ・ピサレフ(スパルタク・モスクワ/ロシア)
1994−95シーズンはアヤックスがミランを1−0で下してCL優勝を果たした。同大会第1号となるゴールを挙げたのが、当時スパルタク・モスクワでプレーしていたFWピサレフだった。
■1993−94
ドミンゴス・パシエンシア(ポルト/ポルトガル)
1993年11月24日、ブレーメンをホームに迎えて行われたCL初戦で、開始7分に大会第1号となるゴールを挙げたのがパシエンシアだった。
■1992−93
ダニエル・アモカチ(クラブ・ブルージュ/ナイジェリア)
1992−93シーズンに大会名が現行の「チャンピオンズリーグ」へと改称された。記念すべき“大会第1号”を叩き出したのが、「ザ・ブル(The Bull/雄牛)」の愛称で親しまれたアモカチだった。1992年11月25日のCSKAモスクワ戦、本拠地ヤン・ブレイデルスタディオンで、開始17分にそのゴールは生まれた。
(記事/Footmedia)