チャズ・デイビス「パズルのピースをすべてうまく組み合わせることができた」/SBK第6戦カタルーニャ決勝

2020年9月21日(月)19時30分 AUTOSPORT web

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第6戦カタルーニャがバルセロナのカタルーニャサーキットで開催。レース1、レース2を終えトップ3に入ったライダーと日本人ライダーの高橋巧がレースを振り返った。


■SBK第6戦カタルーニャ レース1 決勝トップ3コメント


・ 
・カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK
ジョナサン・レイ レース1:優勝

2020年SBK第6戦カタルーニャ ジョナサン・レイ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)


「ここで勝てたことは本当によかった。今回のレースはチームのホームレースでもあり、(WorldSSP300クラスの)レースに参加できなかったアナ・カラスコと彼女の祖父の27周忌となるのでモチベーションが高かったんだ」


「モチベーションが僕に力をくれた休むことも諦めることもなかった。今日は幸せな日だ。明日に向けての情報がたくさんあるけど今日は最終ラップでかなりフロントが動いていたので楽しみだ。明日はグリップを得るためにもう少し温度が必要だろう」


・Aruba.it レーシング-ドゥカティ
スコット・レディング レース1:2位

「予選と比較して、レース中のマシンのフィーリングは非常に良かった。素晴らしいスタートを切ることができたので、すぐにトップグループで戦うことができた。最初のラップでは、(マイケル・ルーベン・)リナルディとバトルしたが、彼はソフトタイヤを履いていたので離されてしまい、追いつくことが出来なかった。それでも、今日は良いレースとなった。チームにとっても、良い結果だったと思う。ジョニー(ジョナサン・レイ)の後ろでフィニッシュすることになったのは残念だったが、素晴らしい走りを見せた彼の優勝を祝福したい」


・Aruba.it レーシング-ドゥカティ
チャズ・デイビス レース1:3位

「予選でグリップの問題に悩まされ、スターティング・グリッドがかなり後方になってしまった。それでも、最初の2周で良い走りができたので、ポジションを大きく挽回することができた。しかし、レース前半はレースペースが上がらず、トップグループとの差を詰めることができなかった。明日のスーパーポール・レースでも良いスタートを切って結果を出し、レース2につなげていきたい」


・MIEレーシング・ホンダ・チーム
高橋巧 レース1:19位

「今日は正直もっといい結果を期待していました。午前中のFP3でとてもいいフィーリングだったからです。目標は1分43、44秒台で周回することでしたが、数周しかこのタイムで周回できませんでした。そしてリヤがかなりスピンし始めました。コンディションは午前中とはかなり違いました。このレースの経験を活かして、明日は速くなれるようにセットアップを進めたいと思います」


■SBK第6戦カタルーニャ レース2 決勝トップ3コメント


・Aruba.it レーシング-ドゥカティ
チャズ・デイビス スーパーポールレース:4位/レース2:優勝

2020年SBK第6戦カタルーニャ チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)


「素晴らしいレースだった。パズルのピースをすべてうまく組み合わせることができた感じだ。優勝するのが少し遅かったかもしれないが、重要なことは、この目標を達成することだ。昨夜遅くまで作業を行い、いくつかのセットアップを修正して、素晴らしいマシンに仕上げてくれたチーム・スタッフに感謝したい。1周目からペースが非常に良かったので、そのままリードを保ってレースをコントロールすることができた。今日のレースには本当に満足している」


・パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム
マイケル・ファン・デル・マーク スーパーポールレース:優勝/レース2:2位

2020年SBK第6戦カタルーニャのスーパーポールレースで優勝したマイケル・ファン・デル・マーク(パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム)


「非常に素晴らしい日曜日になった。午前中のスーパーポールレースでは好スタートからレイについて行き、マシンのフィーリングもとても良かったのでバトルは可能だと確信した。そのあと(アルバロ・)バウティスタがストレートで僕たちを抜いていったけど、彼は不運にも転倒して、僕は幸い少しも遅れることなくトップに立ち、素早く安定したペースでレイを引き離すことができたよ。今年最初の優勝はとてもうれしいです!」


「午後からの第2レースはポールポジションからのスタートで理想的な展開だった。うまく飛び出して最初の数ラップでグリップレベルとマシンのフィーリングを確かめた。(チャズ・)デイビスと(マイケル・ルーベン・)リナルディに抜かれたときも、彼らとは同ペースだとわかっていたので不安はなかった」


「まずリナルディをパスしてさらにデイビスを追いかけたけど、お互いの“ストロング・ポイント”が異なっていたため、一度、彼を抜いてもそのあとついて行くためにはフロントタイヤに大きな負担をかける必要があった。一気に離されることはなかったけど、毎ラップ少しずつ差が広がっていった。終盤は(ギャレット・)ガーロフとバトルし、残り2ラップでは小さなミスをする間に逆転されてしまったけど、最終ラップで再び取り返し、2位でチェッカーを受けることができた。今は次のマニクールが楽しみだ。また表彰台を狙うよ」


・GRTヤマハ・ワールドSBKジュニアチーム
ギャレット・ガーロフ スーパーポールレース:5位/レース2:3位

「なんて週末だ!いまの僕が感じる感情を説明することができない。チームが僕に与えてくれた機会にとても感謝している。僕たちは常にすべてのピースを持っていたけど、これまでは、少し合わないだけだった。今日はいいレースだった。スーパーポールレースで5位になったことで、レース2ではグリッドの後ろにいる全員と戦う必要がなくなった。それが今日の成功の鍵だった」


「世界選手権の表彰台は、僕が常に夢見てきたもので信じられないよ。何年にもわたって僕を助けてくれたたくさんの人々がいて、彼らに感謝したい。テキサスに戻ってきた僕の家族と友人にも感謝している。お祝いのために今すぐ彼らに会えるといいな。本当に良い週末で、僕は幸せです。そして次戦のフランスでさらに強くなることを望んている」


・MIEレーシング・ホンダ・チーム
高橋巧 スーパーポールレース:16位/レース2:14位

「今日はレース2で14位を獲得しました。でも、もっといいペースをキープできると思っていたので、今日のパフォーマンスにはあまり満足していません。マシンのセットアップを少し変えたところ、バランスとフロントのフィーリングがよくなりましたが、タイヤが消耗し始めるとまだ苦戦します。レース後半はコーナリングとグリップのコントロールがとても厳しくなります。こうした部分に引き続き取り組まなければなりません」

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