鹿島スタッフ死亡事故…山本和之被告の在宅起訴に批判「信号無視でなぜ…」

2022年9月21日(水)11時45分 FOOTBALL TRIBE

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズの試合運営スタッフ2名が今年6月18日、明治安田生命J1リーグ第17節・京都サンガ戦後に県立カシマサッカースタジアム前交差点で車にはねられて死亡。山本和之被告(36)の在宅起訴に対して、SNSでは「生温かい」といった批判が巻き起こっている。


 山本和之被告は18日夜、県立カシマサッカースタジアム前の国道51号で信号機のある交差点を横断していた試合運営スタッフ2名をはねて死亡させた疑いで逮捕されている。また男は過失運転致死の疑いで水戸地方検察庁に書類送検された後、釈放されていた。


 しかし一部メディアの報道によると、男は事故直前に赤信号の交差点に時速77キロで侵入していたとのこと。信号無視をしていたとみられ、検察は過失運転致死ではなく危険運転致死の罪で在宅起訴したという。


 ただこの在宅起訴に対してツイッターでは「生温かい」、「刑務所から出られないくらいの法改正を」、「犯罪者に優しい」といった異論が噴出。また男が信号無視していたという報道には「信号無視だったのか…」、「信号無視でなぜ刑務所行きにならないのか」、「怒りがこみ上げてくる」という声が上がっている。


 なお鹿島アントラーズは6月21日に「6月18日(土)の夜、同日に行われた2022明治安田生命J1リーグ第17節 京都サンガF.C.戦の試合後、県立カシマサッカースタジアム前交差点を横断中の試合運営スタッフの女性2名が車にはねられ、お亡くなりになられました。アントラーズファミリーの突然の悲報に接し、クラブ一同、謹んでお悔やみ申し上げます」


 「なお、6月22日(水)にNACK5スタジアム大宮で開催予定の天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 3回戦 大宮アルディージャ戦、次のリーグ戦ホームゲームとなる7月6日(水)2022明治安田生命J1リーグ第20節 セレッソ大阪戦において、選手およびスタッフは喪章を着用して試合に臨みます」と声明を発表していた。

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