「〇〇の離脱が1番痛かった」2年連続Ⅴ逸の巨人、橋上秀樹氏があの“キーマン”の不在を指摘
2022年9月22日(木)18時11分 ココカラネクスト

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今シーズンの巨人について、ヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルト、さらには侍ジャパンでコーチを務めたBCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏が自身のYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で語った。
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9月18日に行われたDeNA戦に敗れ、2年連続で優勝の可能性が消滅した巨人。クライマックスシリーズ出場圏内の3位を目指して奮闘中だが、今後の戦いによってはBクラスに終わる可能性も十分にある。今季は大黒柱の坂本勇人の離脱や、主砲・岡本和真の打撃不振などが低迷の要因として挙げられるが、橋上氏が注目したのは投手陣だった。
橋上氏は動画内で、優勝した2020年(3.34でリーグ1位)と今季(3.76でリーグ最下位/17日時点)のチーム防御率を比較し、今季低迷の原因として投手力を挙げた。
その中でも橋上氏は「投手力が弱い一つ目の原因が、外国人投手の不調です。故障した選手もいますが、軒並み戦力にならなかったのが大きいと思います」と語った。巨人の外国人投手では、メルセデスが5勝、今季から加入したシューメーカーが4勝、アンドリースは0勝(21日時点)と、思うような結果を残せていない。
また、橋上氏は「中継ぎ投手も原因の一つです。1番大きかったのはセットアッパー中川皓太投手の不在です。それと20年、21年とフル回転をした鍵谷陽平投手の不在も痛かったですね」と、2人の中継ぎのキーマン不在を大きな原因として挙げた。
「中川、鍵谷の不在と外国人投手が計算できなかったこと、これらが今季リーグ最下位に沈む投手防御率の数字に出ていて、順位にも表れてしまっているなと思いますね」と巨人の投手力の弱さを橋上氏は指摘した。来年以降、巨人が優勝を狙うには弱点である投手力の底上げがカギになってきそうだ。
動画内では他にも、優勝争いができる得点数や菅野投手について橋上氏が見解を語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]