アトレティコがまたも後半ATに劇的弾!…スアレス2発でヘタフェを逆転撃破

2021年9月22日(水)10時26分 サッカーキング

決勝ゴールをあげたスアレス [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第6節が21日に行われ、ヘタフェとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 開幕から5連敗中のヘタフェの本拠地に乗り込んだアトレティコは、主将のコケやジョアン・フェリックスらが不在のなか、前線にルイス・スアレスとアントワーヌ・グリーズマン、2列目にはアンヘル・コレア、ヤニック・フェレイラ・カラスコ、マルコス・ジョレンテを同時起用する攻撃的な布陣で敵地での一戦に臨んだ。

 そのアトレティコは36分、相手のクリアミスからスアレスがゴール前でボレーシュートを放つ。しかしこれはGKダビド・ソリアに防がれ、こぼれを詰めたA・コレアのシュートもDFのブロックにあい決めきれない。するとピンチを逃れたヘタフェは45分、右からのクロスにステファン・ミトロヴィッチが頭で合わせると、ポストに当たったボールはヤン・オブラクの手を弾きゴールに吸い込まれた。前半はホームのヘタフェが先制してハーフタイムを迎える。

 まずは追いつきたいアトレティコだが、ロドリゴ・デ・パウルの浮き球パスにスアレスが合わせた68分のチャンスはクロスバーに弾かれるなど、なかなかゴールを決められず。しかし74分にヘタフェのカルレス・アレニャが一発レッドとなり数的優位となると、78分、マリオ・エルモソのクロスをスアレスが見事なトラップからの左足シュートでゴールを揺らし、ついに試合を振り出しに戻した。

 さらにこのままゲームが終了するかに思われた90+1分には、シメ・ヴルサリコが右から山なりのクロスをあげると、これをゴール前のスアレスが頭で押し込んだ。エースの劇的なゴールで、アウェイのアトレティコが土壇場で勝ち越すことに成功する。

 試合はこのまま終了。ビジャレアル戦、エスパニョール戦に続くアディショナルタイムのゴールで勝ち点を手にしたアトレティコは、これで4勝2分の暫定リーグ首位となった。一方のヘタフェは、開幕から泥沼の6連敗となっている。

 次節、ヘタフェは26日にベティスと、アトレティコは25日にアラベスとそれぞれアウェイで対戦する。

【スコア】
ヘタフェ 1−2 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1−0 45分 ステファン・ミトロヴィッチ(ヘタフェ)
1−1 78分 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)
1−2 90+1分 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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