バッサー・サリバンが“GTDプロ”エントリー第1号に。引き続きレクサスRC Fを使用/IMSA

2021年9月24日(金)17時0分 AUTOSPORT web

 バッサー・サリバン・レーシングは9月23日、2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に向けたエントリー体制を発表し現在、同シリーズで実施しているGTDプログラムで1台、来シーズン創設される新カテゴリー“GTDプロ”にもう1台のレクサスRC F GT3でエントリーすることを確認した。


 Sportscar365によって以前報告されたとおり、ジミー・バッサーとジェームス“サリ”サリバンが共同所有するレースチームは、先月発表されたGT3ベースのふたつのカテゴリーの技術規則とスポーティングレギュレーションの調整にともない、彼らが行うプログラムを分割するアプローチを検討していた。


 バッサー・サリバンは今回、ふたつのGTクラスで各1台のレクサスRC F GT3を走らせることを確認したが、各車のドライバーラインアップはまだアナウンスしていない。


 同チームでは現在、ジャック・ホークスワースとアーロン・テリッツが14号車レクサスを駆り、僚機12号車レクサスはフランキー・モンテカルボと元インディカードライバーのザック・ビーチによってドライブされている。


「バッサー・サリバンとレクサスは、3シーズンにわたって一緒にRC F GT3で何ができるのかを熱心なファンの皆さんに示してきた」と語ったサリバン。


「レクサスとのパートナーシップは信頼関係に基づいており、新たに創設されたGTDプロクラスへの挑戦を開始し、同時にGTDクラスでのチャンピオン獲得へのコミットメントを新たにすることに注力している」


「両方のGTクラスに参戦することで、レクサスとバッサー・サリバンの両方の総合的なパフォーマンスをアピールすることができる」


 この発表によってバッサー・サリバン・レーシングはGTDプロへの参戦をアナウンスした最初のチームになったが、このカテゴリーには今後コルベット・レーシングやBMWチームRLL、パフ・モータースポーツ、チーフ・ハードポイント、さらにランボルギーニが1台、もしくは複数台参加することが見込まれている。


 レクサスのモータースポーツ・マネージャーであるジェフ・バルは、「バッサー・サリバンとともにGTDプロに参加することに興奮している」と述べ、「レクサスRC F GT3がもっとも有名なライバルたちと戦わせるのが待ちきれない」と続けた。


「ジミー(・バッサー)と“サリ”(サリバン)はGTDクラスで素晴らしい仕事をしてきた。来年、新しく始まるGTDプロクラスでも彼らとパートナーを組むことを楽しみにしている」

GTD(GTデイトナ)クラスを戦うバッサー・サリバン・レーシングは12号車と14号車の2台体制でシリーズを戦っている。

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