マンCが7シーズンぶりの開幕6連勝! ロドリの退場で戦況一変も、N・フォレスト相手に無失点

2023年9月24日(日)1時38分 サッカーキング

マン・シティがクラブタイ記録に並ぶ開幕6連勝 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第6節が23日に行われ、マンチェスター・シティとノッティンガム・フォレストが対戦した。

 プレミアリーグ創設後史上初の4連覇を掲げた今シーズンも、昨季と同様に圧倒的な強さを誇るマンチェスター・シティ。今季の開幕を告げるコミュニティシールドこそPK戦の末にアーセナルに敗れたが、以降はプレミアリーグ5試合、UEFAスーパーカップのセビージャ戦、そして19日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第1節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦とすべての試合で勝利を飾っている(※セビージャ戦はPK戦)。今節はここまでプレミアリーグで2勝1分2敗とまずまずのスタートを切ったノッティンガム・フォレストをホームに迎える。

 マンチェスター・シティはヨシュコ・グヴァルディオール、ロドリ、アーリング・ハーランドらが先発に名を連ねた。一方、ノッティンガム・フォレストはセルジュ・オーリエ、モーガン・ギブス・ホワイト、タイウォ・アウォニイらがスターティングメンバーとして送り出されている。

 試合は立ち上がりの7分に動く。マンチェスター・シティは敵陣左サイドでボールを受けたジェレミー・ドクがカットインから斜め後ろへ繋ぐと、待っていたロドリが右足で対角方向へ向かうロングフィードを供給。大外からフリーで駆け上がってきたカイル・ウォーカーがマイナス方向へ落とすと、最後はフィル・フォーデンが左足ダイレクトで叩き込む。“らしさ”溢れる攻撃でマンチェスター・シティが先手を取った。

 続く14分には敵陣でクリアボールを回収したマテウス・ヌネスが右へ渡すと、フリアン・アルバレスを経由してフォーデンがスルーパスを送る。ボックス右へ走り込んでリターンパスを受けたヌネスが折り返すと、ファーサイドでフリーになっていたハーランドがヘディングシュートを沈めた。流れるようなパスワークでノッティンガム・フォレストの守備陣を切り裂き、マンチェスター・シティが早くも2点をリードした。ハーランドは4試合連続、早くも今季のプレミアリーグで8ゴール目を挙げている。

 その後もマンチェスター・シティが試合の主導権を握ったが、これ以上の追加点は生まれず、前半はマンチェスター・シティの2点リードで終了した。後半に入るとマンチェスター・シティにアクシデントが発生。キックオフ直後のプレーでギブス・ホワイトからの執拗なチャージを受けたロドリがヒートアップし、オンフィールドレビューで首絞めのような暴力的な行為が確認される。ロドリにはレッドカードが提示され、マンチェスター・シティは攻守の“要”を欠いて残る45分間を戦うこととなった。

 ロドリの退場を機に試合の様相は一変。ノッティンガム・フォレストが攻め立てる展開となる。58分にはウィリー・ボリーの中央を通す浮き球スルーパスでアウォニイが抜け出し、ループシュートを狙ったが、ジャストミートできずに枠を大きく外れる。71分にはゴール前でのセカンドボールに反応したアンソニー・エランガが左足を振り抜いたが、シュートはGKエデルソンに阻まれた。

 後半アディショナルタイムには右サイドに開いたカラム・ハドソン・オドイが中央へ繋ぐと、待っていたギブス・ホワイトが浮き球のボールを送り、最後はエランガが右足でボレーシュート。ここはGKエデルソンの好セーブに防がれる。直後のコーナーキックではセカンドボールを拾ったボリーが右足でミドルシュートを狙うも、GKエデルソンはまったく集中を切らさない。

 試合はこのままタイムアップ。ロドリの退場を機に戦況は一変したものの、マンチェスター・シティはクリーンシートで乗り切り、プレミアリーグ6連勝を飾った。開幕からの6連勝は2016−17シーズン以来7シーズンぶりの好記録で、次節を勝利すればクラブ記録を塗り替える。一方、ノッティンガム・フォレストは3試合ぶり今季3敗目を喫した。

 この後、マンチェスター・シティは27日にカラバオ・カップ3回戦のニューカッスル戦を戦い、次節のプレミアリーグでは30日にウルヴァーハンプトンの本拠地に乗り込む。一方、ノッティンガム・フォレストは既にカラバオ・カップを敗退したため、次回の公式戦は10月1日に控えたホームのブレントフォード戦だ。

【スコア】
マンチェスター・シティ 2−0 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
1−0 7分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2−0 14分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)

サッカーキング

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